『四角い青空』は『750ライダー』を描いた石井いさみ氏が手掛けた漫画である。舞台は特別少年院。捕らわれた若者たちの安息は鉄格子のはまった空を眺めることであった。（鉄格子のはまった空＝四角い空）
なるほど、四角い青空かあ。上手いこと言うなあ、漫画家は･･･。

と思っていたらワニキの家のトイレの窓がそれであった。
四角い青空である。
以前の記事にも書いたことだが、窓からお隣の景色を取り込んでいる。
春は新緑、秋は紅葉。
さらに曇り空から青空までも。

何もない窓でも変化する。
季節によって天候によって色が変わる。
四角い窓がキャンバスのようだ。

カーテンなし。
ブラインドなし。
暖簾なし。
何もないからこその楽しさがある。

それでは、また。