今日、父と母が入籍した。
もう30年は前に離婚し、お互い憎しみ合いながらも、互いの生活のために同居を始めたのが15年ぐらい前か。

今回の母の件で、私たち姉妹は母を養護老人ホームに入所することを考え母にも実際に提案し、その方向で話を進めたりもしたけど、父の自分が母を養うという言葉で、話は急展開した。
母の老後も入籍をすれば自分の年金が母に残るのだから、生活していけるだろうと。

私と妹からすれば2人のことはどうでもいい事なんだけど、母からお金の無心をされることを避けるには父に任せるのもありなのかなと、というより父自身が長年の思いがあるのか、母を老人ホームに入所させることを避けたがった。

それならばと、あの年ではあるけど入籍することになった。

その手続きに、今日は一日時間をとられた。
市役所に携帯ショップでの契約内容変更の手続き。
銀行など。

そして肝心なのは、母にしっかりと生活費について理解させる事。
母は不満顔だったけど、わかったと返事をした。
もう私たちは二度と母にお金は渡さないし貸しもしない。

これでほんの少しでも私たち姉妹の負担が減るのだろうか。
減らすためだけど、本当にそうなるのだろうかと不安が残るけど、本来関わりたくもない親のことに沢山のことを考え時間も使ったのだから、楽になれると信じたい。

顔も見たくなかった。
口も聞きたくなかった。

今日、私と妹はよく頑張った。
私たちの負担を減らすための防御策を考える方が自分たちのためになる。
そのための今日だった。

疲れた。