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自分は女性だから昇進したの?というモヤモヤ

女性管理職比率引き上げの圧力を背景に、女性の昇進が相次いでいます。
これ自体は全く問題のあることではなく、むしろ個別のメンバーを見ると、なぜもっと早くこのポジションにいなかったのかと思うくらいです。

そんな中で感じるのが、本人の中で
「今回の昇進は実力ではなく、下駄を履かせてもらった結果だ」
と認識しているため、戸惑いを感じているケースです。

外部環境のせいで実力に見合わない待遇を得てしまったのではないかと思うと、モヤモヤしますよね。

ただ、何らかの追い風を受けるケースって、いくらでもあるはずです。
偶然ポジションがあくとか、たまたま自部署の業務にスポットライトが当たるとか。

学生時代に遡れば、部活でたまたまピッチャーやってた子が転校して他の上手なメンバーは既にそれぞれのポジションで活躍していたから、なぜだか補欠だった自分がピッチャーやったらエースになっちゃったとか。これに対してそもそも補欠だったんだからどうこう…なんて思わないですよね。

女性活用もそんな一時のブームと考えて、ラッキーくらいの軽い気持ちでいてもいいのかもしれません。
どんなに追い風が吹いていたとしても、その場にいて、白羽の矢が立ったのだから、それだけで十分な資格があるのです。
どんなに転校が相次いでも、部員でない人に役割は回ってきませんからね。

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