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タレントマネジメントとは?

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

みなさん、タレントマネジメントというワードは聞いたことがありますでしょうか??
現代における組織構造は複雑化しており、経営資源の中でも重要な「人材」ですが、採用市場も激化する中、個別の社員の強みを最大限に活かすことを目指すアプローチとしてタレントマネジメントに取り組む企業が増えてきています。
「人材」の力を最大限に引き出し、育成し、定着させるための戦略的な取り組みになります。
今回はタレントマネジメントについてまとめていきたいと思います。


タレントマネジメントとは?

タレントマネジメントとは、簡単にいえば、社員それぞれが保有するスキルや経験、能力などの情報を一元管理することによって横断的に組織をデザインする戦略的な人事配置や人材開発を行うことをいいます。


タレントマネジメントが注目されている背景

現在のビジネスは目まぐるしく急速に変化しており、企業や組織はその変化に合わせて適応していく必要があります。
その中でも、優秀な人材の確保と育成が極めて重要となり、企業の競争力向上に取り組む戦略的なプロセスとして注目されています。

また、ジョブ型雇用が進む中、長い期間をかけて社員が育っていくのをただ待っているのではなく、変化に合わせたその時に発生していく職務に必要な人材を、必要なタイミングで配置していくことが求められます。
人材管理についても、社員それぞれの能力やスキル、経験などを可視化し、一元管理して、配置や育成、採用に活用することが近道となります。


タレントマネジメントのメリット

【人材の適正な配置】
実は多くの企業が抱えている課題のひとつであり、社員一人ひとりのスキル、経験などを把握したうえで確度の高い配置を行うことで、社員の能力を120%発揮してもらうことが目指せ、適材適所を可能にします。
例として、営業職ではコミュニケーションに癖があり、なかなか成果が残せなかった社員も、数字は好きで分析力があるということに着目し、マーケッターに配置転換することで、能力や志向に合った業務で成果を生むことができることもあるかと思います。

【人材育成・後継者育成】
リーダーや後継者育成として人材情報から育成計画を立案し、育成のPDCAを回していくことがスムーズに行えます。
他にも組織に不足しているポジションについても、そのポジションに必要なスキルや経験を可視化できることで、より精度の高い採用活動に繋げることも可能です。
また、社員のキャリアビジョンにも注目し、それに沿った研修や教育機会を与えていくことで、中長期的な人材育成にもつながります。

【モチベーションの維持、離職防止】
タレントマネジメントに取り組み、組織の成果が出始めると、社員は自身の強みを活かしてくれていると感じ、会社が自身の適正やキャリアビジョンをデータを根拠に見極めてくれていると納得度も増していき、自然と仕事への不満は軽減し、離職防止につながっていきます。


最後に

タレントマネジメントは、組織にとって持続可能な成功の鍵になるのではないでしょうか。社員一人ひとりが最大限の力を発揮し、組織全体がより柔軟にかつ効率的に機能することが可能と考えれば取り組まない手はないでしょう。
一方で人材情報の幅は広く、情報収集や更新を含む管理業務は一定のコストを要し、またその人材情報をどう使いこなすかのについても一長一短ではいかず試行錯誤があると思います。
タレントマネジメントシステムを導入することで上記の懸念も軽減することができオススメします。
今後、タレントマネジメントシステムのそれぞれの特徴などもご紹介していく記事も書いていきたいですね。

本日はこんなところで。

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それでは!

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執筆 WaCCaの人
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