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転職とミスマッチ

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

5月末にリクルート社からのプレスリリースで、「転職者に聞いた転職後実態調査」というアンケート結果が公表されました。

リクルート:転職者に聞いた転職後実態調査

こちらの結果によると、転職後にいきいきと働けているか、転職後の総合満足度といった質問に対して、60%以上の方がポジティブな回答をされています。大半の方が転職先での自身に求められる役割が明確化されており、上司からも適切な支援を受けられているという実感を持っているようです。
私自身も過去に複数回の転職を経験していますが、転職活動自体がなかなかカロリーを使うものですし、自分自身が必要とされていたり、自分がやりたいことを実現するために行っていることなわけなので、その分満足する結果を得られている方が多いことは言うまでもないのだと思います。

反面、転職後ネガティブな印象を抱いている人も20%弱いるようです。自社で採用した人のうち「5人に1人がミスマッチを感じている」と考えると、採用活動に一生懸命取り組んでいる会社からすると、やや寂しい数字のようにも思えますね。

転職者がミスマッチと感じてしまう理由

転職に満足ができていない人は、何かしらの不満を抱えるポイントがあるわけですが、転職後のミスマッチあるあるについて少しまとめてみましょう。

・処遇や勤務条件
企業側にも労働条件は明示する義務があるわけなので、極端な認識齟齬が発生する可能性は極めて低いと思われますが、インセンティブ等において聞いていた金額とギャップを感じた、といった声は意外とあるようです。あとは、実際に働いてみたら、事前に聞いてたより業務量も多いし、必然的に残業時間も多くなってしまう、といった話も不満因子に繋がりやすい理由だと思います。

・職場の就業環境
実際に入社してみないとわからない要素が大きいのが人間関係です。一緒に仕事をする中で感じる周囲の人たちとの志向性のギャップにより、仕事に対してのモチベーションを保てなくなるケースもあると思います。上司や経営層の考え方や、身近に接するメンバーと相性が合わないとなると致命的です。また近年はテレワークも普及しているため、入社前はテレワークも可能と言われていたけど、実際入社したら出社をせざるを得ないような状況だった、といったギャップも理由の一つとしてあるでしょう。

・やりたい仕事とのギャップ
職種自体を変えるような転職の場合に起こりがちですが、自分がやってみたい仕事だと思って転職をしたものの、思い描いていた仕事内容とは異なっていた、と感じられるケースは少なくないようです。
あるいは、実際に自分が任せられると思っていた仕事とは別の仕事を任せられてしまった、といったことも起こりがちです。エンジニアで、新しい技術にたくさん触れられると思って入社してみたものの、実際にはひたすらコーディングメインの仕事になってしまっては「何のための転職したのか」となってしまいますよね。

ミスマッチを防ぐために

企業人事の立場からすると、入社後のギャップやリテンションを防ぐためにも、どれだけミスマッチを防げるかどうかが鍵になります。
最近はカジュアル面談を実施する企業も増えていますが、双方のミスマッチを防ぐためにも有効な手段の一つだと思います。求職者に対して、いかに入社後の自分をイメージしてもらえるか、また自社とのカルチャーフィットができそうか、を判断してもらうためには、ポジティブな話だけではなく時にネガティブな話もしておく必要があるでしょう。
カジュアル面談やカルチャーフィットについては、以前もTipsを掲載しておりますので、こちらも是非参考にしてください。


最後に

転職というイベントは、採用される側もする側にも負担がかかるものだからこそ、双方有意義なものになることが何より望ましいものですよね!!

弊社でも、採用業務を全方位からサポートするRPOコンサルティングサービスを展開しておりますので、自社の採用活動に課題を感じられている人事担当者様、その他採用に関することでお困りごとがあれば気軽にお声掛け頂けますと幸いです。

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それでは!

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執筆 WaCCaの人
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