2007年春、武蔵野美術大学　工芸工業デザイン学科（通称工デ：こうで）に入学することが出来ました。
受験の時からガラス専攻に興味があり、工デを選びました。
工デでは2年生の後期からようやく専攻に分かれての授業が始まります。
吹きガラスだけでなく、削ったり磨いたり色々な技法をひととおりこなしていく中で自分に合った表現を探し卒業制作に向かうのですが、私は当時から吹きガラスで作品を作っていましたのでそちらをご紹介していきます。

教職課程を履修していたので、１ヶ月程帰省して教育実習に行く必要があり、この作品は夏休みに1人で作った記憶があります。
焦って仕上げの加工をしている時に作品が割れ、指もけがしてしまいました。後から思うと色々おろそかなまま焦って作業をしていたのです。
幸い大事には至りませんでしたが、安全第一です本当に。

気に入ったひとつを当時の部屋に飾っていたのですが、震災で割れてしまいました…。

大きなビー玉を作って中にくっつけています。
感情を浮遊感のようなもので表現したい、という作品が多かったです。
久しぶりに実物を飾ってみようかな。
ずっと箱の中で眠ってしまっているので、販売出来るのならしたいとも思っています。

ここからはおまけで、他の素材で制作する友人と共同制作した作品です！

ガラス専攻の様子も少しだけ。現在のムサビは大幅に改修されて、私の頃の工房はなくなってしまっております。

卒業後は富山ガラス造形研究所に進学し、さらに２年間ガラスを学びました。
次回は富山での作品をご紹介します。