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1、「福祉環境設計士」と名乗ることにしました。

大笑いしている写真。2017年11月、東京都豊島区主催「としま暮らし会議」プレゼンターとしてお招きいただき皆さんの前でお話しして、皆さんと大笑いしている様子です。藤岡聡子ってどういうひとだろうと考えてもらったときに、こんな私を想像してもらいたいな、という想いを込めて、一つ目のアーカイブnoteの写真に使うことにしました。

さて、「福祉環境設計士」とは。この言葉を聞いてどんなことを想像してもらえるでしょう?例えば、こんなときに。

ある医療法人の代表が居たとしましょう。現場では医療介護の専門職が集まりプロフェッショナルとして仕事をしてくれている。でも、何か足りない。医療介護関係者では当たり前のことが、一般の地域の人にはあまりに知られていないことが多いし、互いに壁を感じることが多い。どんな一歩が必要なのか、どんな仕組みが必要なんだろうか・・・。

ある介護士が居たとしましょう。ああまたレクの時間か。この利用者さんは若いころ大工さんとして活躍していたと聞いていたけど、今日もまた他の利用者さんと同じように塗り絵や風船バレー。このレクが悪いわけじゃないけど、何か足りない。もっと、この人らしさを引き出せるようなアプローチってないだろうか。そしてそれをスタッフ全員で考えられるような状態って創り出せないものだろうか・・・。

その想像を形にする設計こそが、私の仕事です。

過去の私の動きとしては、主にこんなものがあります。

・2010年に50名規模の住宅型有料老人ホーム・介護ベンチャー創業メンバーとして営業・広報・人事・新卒採用担当として運営し1年半で満床。

・ITベンチャーにマーケティング担当、また日本・外国籍を含むインターンメンバーのマネジメントを担当。ITサービスローンチを経験。

・一方で非営利活動として国内外に住む乳幼児の育児期の親を対象とした学び場・ワークショップを企画、運営し200名以上に提供。

・2015年にデンマークに留学し、幼児教育・高齢者住宅の視察、民主主義形成について国会議員らと意見交換を重ね帰国。

・2016,2017年、新宿区外部評価委員として子育て世代としては最年少で委員を務め、福祉・子育て・教育・くらしに関するのべ62の行政事業の評価を行なう。

・2017年に東京都豊島区椎名町にて「長崎二丁目家庭科室」を立ち上げ、
高齢者から地域の若手が知識・経験を学ぶ場所として0才から80代までのべ1000人が通う場を運営。

ということで、
・営業、広報施策(B to c, B to B)
・市場のマーケティング
・組織全体をエンパワメントする施策づくり

・居場所づくりのノウハウ
・ワークショップ企画、運営
事業評価や効率化のアドバイザリー
時にはチームを組み
・ホームページ構築のデイレクションなどハード面のデザイン
・ITサービスのローンチ
・建築、インテリアに関する空間デザイン

をしてきました。

このマガジン「福祉環境設計士|福祉の再構築を具体化していく思考とプロセス」は、
アート、IT、働き方、観光・・・、一見福祉とは異なる切り口から、医療、介護や障がいなど福祉に関するものを横断し「福祉の再構築」を具体化していく、思考や、そのプロセス、事例を国内外問わず随時アーカイブしていきます。


藤岡聡子
株式会社ReDo 代表取締役/福祉環境設計士
info(@)redo.co.jp
http://redo.co.jp/

私、藤岡聡子については、下記記事を読んでみてください。
・灯台もと暮らし
【子育てと仕事を学ぶ #1 】藤岡聡子「いろんなことを手放すと、生死と向き合う勇気と覚悟がわいてきた
月刊ソトコト 巻頭インタビュー
・soar
「私、生ききった!」と思える場所を作りたかった。多世代で暮らしの知恵を学び合う豊島区の「長崎二丁目家庭科室」

おまけに:
読み物:人の流れを再構築する、小さな実践について|藤岡聡子
人の流れはどのようにして新しく、懐かしく再構築できるのだろうか?その大きな問いに対して、小さな実践を綴っているマガジンもあります(本音たっぷりで書いています。)