2019年を振り返ってみて

年末です。
去年はどうだったのか忘れてしまいましたが、今年の年末はとても時間があります。友人と食事にいく機会もできました。

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さて、この一年はみなさんにとってどんな一年だったのでしょうか。
僕は「視座が上がった」と思っています。

視座というのはざっくりいうと「物事をみるときの立場」。
言い換えると「どの視点から物事を眺めるか」だということ。

自分がみている社会の解像度を上げたいと思ったこの一年は、少なくとも去年より上がったと思います。

社会をみる上で、大切にしたいと思っているのが、今の世の中はどう動いているのか、何が流行っているのか、自分は何をしたいのか。

社会をみるといいながら、自分にフォーカスしていますね。
ここがなかなか分けて考えられていない部分でもあります。

よく不安として挙げられる、自分が何をしたいのか問題。
結局やりたいことならやればいいし、やりたくないならやらないという結論を多くの著名人は話していますが、鵜呑みはよくないと思う派です。

やりたいことをやるためには、やりたいこととやりたくないことを見極める必要があると思うし、そもそもやりたいことにやりたくないことが多く含まれる場合だってあります。

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こうしてnoteを書いている時にも頭のなかは混乱しています。全然クリアになっていない。漠然とした不安が生まれる温床なのかもしれません。

情報過多。コンテンツ渋滞。
世の中にはあらゆるデバイスがあり、ほぼ完全無料で楽しめるものが転がっています。
その時に必要になる取捨選択の力。何を選び、何を捨てるか。
情報もその二つのどちらかに分けられます。

偏見もあるでしょう。選んでいる情報は自分が好んでとったものばかり。不要なものはノイズとして処理されるケースが多くなってきているので、偏った見方は今後さらに加速していくと思います。

だから人と話していても合う人と合わない人が出てくる。
何かの縁で会っているだけで、趣味や考えが一致していることは一概にはいえない。

時間の価値は跳ね上がりました。若い人が羨ましいとか、可能性があるとか言われるところはこれが影響してそうです。頭も機能するし、体も動かせる。好きな場所へいけるフットワークが備わっています。

今は21歳ですが、年下が羨ましいと思うことは往々にしてあります。何かを始めるのに早い遅いはないとはいえ、早い方が有利なのは間違いないです。

だから、いかに早くやるか、まずやってみるかが大事になってくる。
迷っている時間は遅らせている時間でもあります。
決断は早めに、と言われるように、時代の流れが早い昨今で後手に回っては取り返すことも難しくなってきます。

結論、かなりシビアな時代だと思っています。誰でも情報にアクセスできる平等さは、動く人と動かない人で大きな差になります。

挑戦に対して向かい風な日本の風潮はその足を遅らせています。だからこそ価値があり、貴重なんですが。

「正しい」が一つではない。受験と就活は全く違います。この大きなゲームチェンジを感じられないと、苦労するはずです。学校で求められていることと社会で求められていることは違うので、当たり前といえばその通りなんですが、この大きな変化を誰も教えてくれないのが今の世の中です。


だらだらと思っていることを書いてしまいましたが、こういうことを高校生の自分、もしくは1年前の自分だったら考えていなかったことです。

数年で変わってしまいました。自分では変わったつもりはないですが、周りからみたら変わったと言われるので、変わったのかなと思っています。

広い視点で眺めたり、狭い視点で見つめたり。
この力がこの一年でついてきたかと思います。この練度を今後はさらに上げたいと思っています。

見方次第でおもしろくもつまらなくもなることを学んだので、おもしろい視点を持てるように未来も頑張ります。


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