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Webサイト制作にはどんな職種があるの?


はじめに

私がWebサイト制作の仕事を初めた頃は、まだWebサイト制作をするにあたり職種が確立されていない時代でした。その時から15年、たくさんの職種が増えました。それはWeb制作を円滑に進めるためや作業の負荷の軽減とかもあったのかと思います。

そこで、少しまとめてみようかと思い、記事を書くことにしました。この記事で書かれる職種が全てではありません。

管理分野

プロジェクトマネージャー

クライアントとのコミュニケーションを担当し、要件を収集し、スケジュールや予算の管理、チームの調整などを行います。
プロジェクトの円滑な進行と成功に向けて、プロジェクトマネージャーの存在は欠かせません。

Webディレクター

Web戦略の立案やデザイン方針の指示、コンテンツ戦略の策定などを担当します。
ユーザーエクスペリエンスの向上やWebサイトの目標達成に向けて、デザイナーや開発者とのコラボレーションも行います。
WebディレクターはWebサイトの全体的な方向性を導き、成功に導く役割を果たします。

テクニカルディレクター

技術的な視点からプロジェクトを管理し、Webサイトの開発に関する技術的な戦略やアーキテクチャを策定します。
開発者と協力してコーディングやプログラミングのベストプラクティスを確保し、品質の向上や効率化を図ります。
テクニカルディレクターは技術的な知識とリーダーシップを持ち、プロジェクトの成功に向けて貢献します。

デザイン分野

Webデザイナー

外観やユーザーインターフェースの設計を担当します。彼らはクライアントの要求やブランドのイメージに基づき、魅力的で使いやすいWebデザインを作成します。
色彩、レイアウト、グラフィックス、フォントなどの要素を組み合わせ、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのデザインを構築します。Webデザイナーはクリエイティブな視点と技術的なスキルを持ち、Webサイトの魅力と使いやすさを追求します。

イラストレーター

図形やイラストを制作し、Webサイトに魅力的なビジュアル要素を提供します。クライアントの要望やコンテンツに合わせて、独自のイラストスタイルやキャラクターデザインを用いて、Webサイトの視覚的な魅力を高めます。

ライター

記事やブログの執筆、商品の説明文、Webページのコピーなど、様々な形式の文章を作成することがあります。
SEO対策やターゲットオーディエンスに合わせた言葉遣い、文体の選択なども重要な要素です。ライターは的確な表現力と編集スキルを持ち、Webサイトのコンテンツ品質と読みやすさを向上させます。

開発分野

フロントエンドエンジニア

クライアントサイドの開発を担当し、Webサイトのユーザーインターフェースを実装します。HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術を使用して、Webページの構造やスタイル、動的な機能を開発します。
さらに、レスポンシブデザインやクロスブラウザの対応など、異なる環境での最適な表示を実現します。
フロントエンドエンジニアは技術的なスキルと問題解決能力を持ち、使いやすく魅力的なWebサイトの実現に貢献します。

システムエンジニア

バックエンドの開発を担当し、Webサイトの基盤となるシステムやデータベースを設計・開発します。サーバーサイドのプログラミング言語(例:Python、Java、Rubyなど)やデータベース管理の知識を活用して、Webサイトの機能やデータの処理を実装します。
セキュリティやパフォーマンスの最適化、APIの開発なども担当することがあります。
システムエンジニアは技術的な専門知識と問題解決能力を持ち、安定性とスケーラビリティの高いWebシステムを構築します。

おわりに

Webサイト制作における一般的な職種について紹介しました。このほかにも新しい職業が新たに出ていています。
今ではUX/UIやアクセシビリティなどその部分でも活躍するデザイナーやエンジニアもいます。
プロジェクトマネージャーをやりながらWebディレクターをやる人も、Webデザインをやりながらフロントエンド開発をやる人もいます。

これからまだまだのたくさんの職種が増えると思います。パート2という形で紹介できればと思います。


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