【ビジネスでSNSを使う方へ】 DM・メッセージで好印象を与える方法
先日、クライアントからご相談がありました。
「お仕事を依頼しようと思ってSNS経由でDMしたんですがほとんど反応がないんです。」
今の時代、初めてのコンタクトがSNSからのDMから始まることも普通にあります。
世の中には様々な専門家が居て得意なことをお願いできます。苦手なコーディング作業をやってくれるコーダーさんや3行の自己紹介のリライトで気づいたら1000文字超えてしまうワッキーみたいな人も居ます。
ワッキーも登録しているココナラや様々なサイトで人を探しても良いですが本当にぴったりな人には連絡を直接すべきこともあるかと思います。
今回は初めての連絡はもちろん、SNSやメッセージを送るときにより興味を引いて親近感を持ってもらえるような文章の書き方についてお伝えします。
1.どうしてビジネスのメッセージやDMは大切なのか?
ファーストインプレッションに関して考えてみると分かりやすいです。メラビアンの法則で話し手が聞き手に与える印象は言語情報であるバーバルコミュニケーションでは7%に過ぎず、それ以外のノンバーバルコミュニケーションが93%を示していると言われています。
言い方や話す速さ、見た目、あいづちなど様々な要素で相手に与える印象が決まりますね。
ではビジネスにおけるメッセージやDMだとどうでしょうか?
改行や必要に応じた絵文字、署名などの要素もあるかと思いますが印象はほぼ内容で決まると思いませんか?
まれに”ノー改行”で読む人のことを全く考えていない方もいらっしゃいますがほとんどの方はできていると感じています。
逆に文章の添削やアドバイスをし続けてきた経験からお話するとほぼ内容のせいで印象が下がっているようです。
あなたが普段どんなに清潔感が溢れていて身なりがきちんとしていても文章では伝わりません。
あなたが普段どんなに落ち着いた自信のある声量で話す方でも文章では伝わりません。
文章であるDMやメッセージでは文章からのみあなたという人物を判断されてしまいます。
だからこそ今日は少しだけ文章について考えてほしい。そして、あなたのメッセージがきちんと届いてほしい。さらに言えばあなたに親近感を覚えてもらえるメッセージを作れるようになってもらえたらなと思っています。
2.相手に対するあなたの意見を入れよう
ワッキーが添削させて頂いた文章は残念ながら初めから最後まで自社の事と自社がやって欲しいことについて書かれていました。
以前書いたnoteにも書いていますが「売り込み感が満点だった」と言えそうです。
自分の事ばかり書いている文章はセールスと同様で読むのもしんどいですよね。
話を戻します。
何かの依頼をする場合だと複数の方に同様の内容をコピペして送ることになるかと思います。
コピペはしても良いのですがせめて2~3割程度は相手に対することを交えましょう。
【文章に入れるべき相手に対すること】
・相手の印象
・相手を選んだ理由
・相手がどうしてぴったりなのか?
・相手のどこにほれ込んだのか?
・相手のどこが他の人とは違うと思ったのか?
・相手のファーストインプレッション
など。
幾つか挙げてみましたがこれらすべてを入れれば良いというわけではありません。あくまでの相手のことを書くためのきっかけやヒントになればと思って書いています。
大切なのは「相手に対するあなたの想いをきちんと伝える」という事です。
同じクラスの異性全員に同じ文面のラブレターを書こうとしても相手のことが一切書けず、ぼやけた文体になってしまうのと似ているかもしれません。ラブレターを書いたことはありませんが(笑)
3.相手のことを書くためにすべきこと
相手のSNSのプロフィールはもちろん、相手のHPやブログなどからも情報は集められます。
相手からしても「そんなところまで見てくれたの?」と思って頂けたら反応も変わってくるはずです。
良くある社交辞令で固まった冷たい文章ではマイナスイメージのみ与えてしまって「よくわからない」「怖い」→無視という形に繋がるのも納得ですよね。
大切なあなたの時間を使ってメッセージを送るわけです。だからこそもうひと手間かけて相手のことを調べてDMやメッセージに組み込んでみてください。
たまたまお返事をしてくれた人にもご縁を感じますがどうせならたくさんの人からお返事が来た方がやっぱりうれしいはずです。
4.初回以外でも相手が喜ぶメッセージを送ろう
ここまでは初めての方へのメッセージやDMをする際を想定して書いてみました。
もちろん、2回目以降のメッセージでも相手に関するメッセージは織り込んでみてください。
相手の送ってくれたメッセージの中であなたが感じた所や参考にしたい部分を入れても良いですね。
直接お会いできたのなら言うまでも無く、その時の印象や感想などを伝えましょう。初回メッセージで相手のことを見る癖をつけていればこのあたりは自然にできるようになるはずです。
相手のことをよく見る癖をつけることはきっとお客様を見ることにも繋がっていきます。
成功している経営者さんを見ていると、お客様はもちろん外注先や関わる人たちのことをよく見て感謝の気持ちを表現しています。
よく見て、良いところを探して、きちんと伝える。これを普段からやっていくことで周りの社交辞令メッセージに埋もれないであなたが親近感のある存在として認識されるようになってゆくはずです。
母数を増やせば増やすほど素敵な出会いというチャンスも生まれてきます。
ほんのひと手間で周りに差をつけてみましょう。
ではでは。
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