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【すきま教材・ひらがな導入】線引き「ひだりまわりぐるぐる」 鉛筆の正しい持ち方には、二つの説があるらしい謎⁉

どうも、わかばルームです!ご閲覧、ありがとうございます!

鉛筆を人差し指と親指でつまみ、中指を添えて三指で持った時、鉛筆が斜めに立って、柄が人差し指の第二関節の手のひら側あたりに当たるように持つ…私の中では、一応、それが正しい鉛筆の持ち方だと確定しておりました。

しかし、ある時、とあるアニメーターの大御所のような方が、それとはちょっと違う鉛筆の持ち方で、きれいな絵をすらすらと描いておられる映像を見てしまい、びっくりしました。

三指で持つところまでは一緒なのですが、鉛筆の柄の位置が違うのです。親指と人差し指の間にみずかきのようなところがありますが、あそこに柄を載せているのです。鉛筆はちょっと倒れるようになります。なんと言っても、あれほどにまで巧みに鉛筆を操り、繊細に描いておられるのですから、むやみに間違った持ち方だとも言えない気がして、以来、これは私の中で謎となったのでした。

さらにまた、しばらくして、そのアニメーターの方と同じ持ち方を、堂々と鉛筆の正しい持ち方として教えている映像を目にすることとなりました。昭和50年前後に放映されていた民放テレビの教育番組『カリキュラマシーン』のDVDで、鉛筆の正しい持ち方として教えられていたのが、その鉛筆を倒す持ち方だったのです。なんと、あれはそこそこ古くから正しいとされてきた持ち方のようなのです。

いったい、どっちが正しい持ち方なのでしょうか?

よく分からないものの、鉛筆を立てるのは和式の書道由来の持ち方、倒すのは洋式のペンの持ち方なのだろうか?と推測しました。しかし、ボールペンは鉛筆より立て気味にして持った方が書き易いらしいので、倒して持つのが西洋式ということでもなさそうです。筆記具によって、書きやすい角度があるらしいのですが、それでもせいぜい柄の位置を人差し指の第二関節から第三関節の間で調整するように言われているようです。

そこでふと、目についたのが、毛筆の小筆の場合に倒すと書く線が太くなってしまうので、立てて持つべきだという解説でありました。鉛筆で絵を描くときなどは、少し太めの線で描きたいこともあるでしょうから、そういう場合は倒して描く方が描きやすいのかもしれません。色鉛筆でぬり絵をするときなどは、倒した方が便利なことがありますね。一方で、ひらがなや漢字のとめ・はね・はらいをするには、鉛筆を立て気味の方がやりやすい気はするのですね。

とは言うものの、倒す持ち方の謎は、未だに解けた気がしないのでありました。いったい、どういうことなのでしょうか?

●ひらがな書字へと導いていくプロセスで良い助けとなることのある線引きの課題を、様々な難易度のステップでバリエーション豊富に練習できるように考え、このシリーズを作成しました。
●おうちをスタート、ねこちゃんをゴールにして、線を引く課題です。
●ひらがなへの導入を意図して作成しましたが、他の用途でもどうぞお使い下さい。
●規約の範囲内であれば、個人、法人、公的機関、商用、非商用問わずご利用いただけます。
●【ご利用案内と規約】はこちら➞https://note.com/wakabaroom/n/n5d5614f9f0e7
●PDFファイル、A4用紙1枚です。

本教材は有料です。本記事を100円でご購入下されば、「ひだりまわりぐるぐる」をダウンロードできます。

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