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【わかばルームのすきま教材・ひらがな導入】線引き「くねくねカーブ」はみださないで書けるようになる大切なコツは、ずっと「ココ」を見ていることなのです。(無料)

どうも、わかばルームです!ご閲覧、ありがとうございます!

カーブの連続を書いてみましょう。

こうしてカーブを並べると、時計回りと反時計回りのカーブが交互に来ることになりますが、子どもとの学習場面で、ここまで順々に難易度を上げてきていますので、ここで線引きが突然難しくなるような経験はしたことがないです。不思議なもので、細々教えなくても、子どもたちはなんとなく反対向きのカーブを書いていきます。

ここで注意を促すとしたら、このシリーズの最初の方で解説した「線引きの極意」をやはり大事にしていただきたいのですが、特に「道路からはみ出さないように」を意識させると良い練習になると思います。

どうしても道路からはみ出しがちになる場合、もしかしたら、線引きをしているときにお子さんの視線がどこに向いているのかを観察してみると、解決の糸口が掴めるかもしれません。

線引きをするときに「えんぴつの先を見て」と指示すると、突然はみ出すことがなくなる場合がよくあります。当然、えんぴつの先は線を引く瞬間瞬間にどんどん動いていきますから、その動くえんぴつの先をずっと目で追いかけていくことになります。「えんぴつの先から目を離さないように」「えんぴつの先を目で追いかけるんだよ」という伝え方もあります。紙面や書いた線ではなく、「えんぴつの先」を意識させることが大切なようです。

大人でも、狭い迷路課題やものづくりの細かい作業をするときなどに、えんぴつやあるいは刃先などから目を離さないように…と試してみると、このコツがどの程度効果あるものかを体感できるかもしれません。

これは読み書き全般に繋がっていく眼球運動に関わる切り口となりますが、えんぴつの先を見て線引きをすることは即ち眼球運動の練習にもなるわけです。あるいは、どうしてもお子さんにえんぴつの先を目で追いかけられない様子が観察されるのであれば、そこを改善する別のアプローチを用意する必要があるでしょう。また、ちょっと違った切り口で、目と手の協応の問題としてアプローチすべきかもしれませんので、そのあたりの鑑別をしっかりとしていくことが必要ですね。

●ひらがな書字へと導いていくプロセスで良い助けとなることのある線引きの課題を、様々な難易度のステップでバリエーション豊富に練習できるように考え、このシリーズを作成しました。
●おうちをスタート、ねこちゃんをゴールにして、線を引く課題です。
●ひらがなへの導入を意図して作成しましたが、他の用途でもどうぞお使い下さい。
●本教材は、規約の範囲内であれば、個人、法人、公的機関、商用、非商用問わず、無料でご利用いただけますが、サポートしていただくことで拙相談室の活動をご支援下されば幸甚に存じます。
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