見出し画像

若さと健康にこれだけは絶対に関係があると思っています。

それはその人の「呼吸」です。
私はフィットネストレーナーとして有酸素運動、ヨガ、ピラティスを指導していますが、

運動系のクラスでは15年くらい前はまだ、呼吸のことはあまり言いませんでした。(なので運動後のストレッチも息を止めてしていた人は多かったと思います)
今ではヨガが流行り、呼吸がカラダにとってどれだけ大切なことかを、世間でも言うようになったお陰で、ヨガをやっていない人でも呼吸のことを理解してもらえるようになりました。 

私はスポーツクラブでトレーナーをやる際に、参加者がレッスン中どのように感じているかにもずっとアンテナを張っていますが、それが分かるのは、その人の表情と呼吸です。

日本人はあまり表現はしませんから、特にはその人がしている呼吸のほうで伝わってくるものがあります。
呼吸が安定している人は落ち着きがあって顔色の変化もなく、人の言葉をじっくりと聞く態度や穏やかさもみえます。 

呼吸が不安定な人は、居心地が悪く目と耳が違う方を向いているような印象です。例えば初めてレッスンに参加して、クラスの雰囲気が気に入らないとか、思っていたのと違うと感じて目が定まらない人の呼吸は速くなっているのは確かでしょう。(胸呼吸が見えるときもあります) 


私たちは心臓の働き、ホルモン調整、血液の流れ、髪の毛の生え方、どれも自分の意思で操ることはできません。 ですが唯一操れる、それが呼吸です。「呼吸だけはどんな人も自分で操ることができるもの」です。  
そしてすごいのは、呼吸を調整すれば、上記のどれもが一斉に整うようになっているということです。  

今、どのような呼吸をしていますか?とレッスンのはじめに気づいてもらうときがあります。何かを思い出したり、起こってもいない心配事に呼吸が乱されていたら(いや、そうじゃない時であっても)たっぷり吸ってたっぷり吐く深い呼吸をしてみましょう。

もしもほんとうに若返りを考えるなら「呼吸」はチェックしておく重要な点になると感じます。呼吸でカラダの状態は変えられるからです❗️

私はフィットネストレーナーをしていますが実は「エネルギーけち」なんですね。それはカラダも小柄で筋肉も体力もそんなに無く疲れやすい方なのです。 だからこそフィットネストレーナーをやりながらカラダのことを勉強したり、また他の人へ伝えながら自分のカラダも保てるように調整しているようなものです。

効率のよい呼吸をおこなって無駄なエネルギーが漏れないようにしたいのです。エネルギーは大切なことに使えるよう満たしておきたいのです。それが呼吸の仕方で可能になるのです。
 
ハムスターのような速い呼吸をする小動物より大きな動物のほうが呼吸がゆっくりで長生きですよね。
ゆっくりというより理想は「深〜〜い呼吸」です。吸う息で血管は締まり(交感神経優位)、吐く息で血管は広がる(副交感神経優位)と言います。 
正しい呼吸は若さや健康の要素になっていると思います。

呼吸のことはずっと追い求め勉強もしています、若返り=呼吸ということでまた書いていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?