つなげ!まわせ!自己紹介
オープニング
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こんにちは。色々と胸の痛みを抱えているあおやぎです。
今日は、「自己紹介」についてちょっとした愚痴を書いてみます。それではどうぞ。
あおやぎ「なーんだかなあ」
Aやぎ「はいはい」
あおやぎ「うわっびっくりした!すみませんぼーっとしてて」
Aやぎ「珍しいですね、私が呼ばれないなんて」
あおやぎ「呼ばれる前に出てきてもらっちゃってすみません」
Aやぎ「まあまあ気にせず。どうしてぼーっとしてたんですか?とか聞くと面倒そうなので、今日のお話に入りましょうか」
あおやぎ「あ、はい…」
Aやぎ「今日は自己紹介の話って聞いてるんですが」
あおやぎ「ええ、そうなんです。初対面の人たちと輪になって自己紹介するみたいな場面があるとするじゃないですか」
Aやぎ「ありますね」
あおやぎ「前の人が自己紹介おわって、次は自分の番だっていう瞬間、緊張しませんか?」
Aやぎ「あーあれね」
あおやぎ「自己紹介自体は別にいいんです。むしろあの空気が好きというか」
Aやぎ「回ってくる瞬間だけが緊張するんですか?」
あおやぎ「そう。前の人にみんなの意識が集中していて、それがこっちに移る瞬間が、なんかこわいというか。みんなの意識をうまく引き取れたことないんです」
Aやぎ「わかるようなわからないような…喋り始めるタイミングがつかめない?」
あおやぎ「タイミングもそうですし、“私”に切り替えるのがうまくできないんです。だから、直前の人とか何人か前の人の話に乗っかっちゃったり、パロディとまでは言いませんけど、自己紹介の仕方をウケ狙いで真似しちゃったりする」
Aやぎ「あー特徴的な人っていますもんね!」
あおやぎ「特徴的な自己紹介してくれる人がいるとありがたいんですよね。よし、あれ使えるぞ、みたいな。ただ、すごく突出して癖のある人の二番煎じになってもしらけるだけなので、特徴的すぎない人というか、みんなの記憶にはあるけどアクの強すぎない人の自己紹介に乗っかるようにしてます」
Aやぎ「出た出た…やけに小うるさいこだわり…」
あおやぎ「なんですか?」
Aやぎ「いえいえ」
あおやぎ「…だからなんというか、もっと自然に自己紹介できるようになりたいなーって」
Aやぎ「便乗したりするんじゃなくてオリジナルでってこと?」
あおやぎ「うーん…前の人の話全然気にしてないというか『聞いてた?』っていうくらい自由に話す人もいるじゃないですか。あれが羨ましい」
Aやぎ「あおやぎさんにとっては、その人たちのふるまいが自然なものとして見えてるんですね」
あおやぎ「そうですね。私は…空気読んでるってわけじゃないけど、なんかどこかでこの自己紹介という場を、いいものにしたいというか…いや、そんな大層なこと考えてないんだよな…」
Aやぎ「いいものかー…盛り上がるもの?」
あおやぎ「盛り上がる。まあまあ近いですかね。一体感というか。ただみんながばらばらに自己紹介したんじゃなくて、ひとつの共有する記憶をつくりたい、みたいな」
Aやぎ「でも特徴的すぎる人のことは真似しないんでしょ?」
あおやぎ「はい…あれ、私なにがしたかったんだろう…」
Aやぎ「朝から迷子ですね!」
あおやぎ「まったくその通りですよ」
Aやぎ「いいんじゃないですか?自己紹介研究家とか名乗ってれば」
あおやぎ「めんどくさくなったでしょ」
Aやぎ「めんどくさいけど、あおやぎさんが色々と迷子なのはよく知ってるし」
あおやぎ「はっ、見透かされている…」
Aやぎ「まあ今日はというか今日もこんなところで。次の自己紹介の報告を楽しみにしてます」
あおやぎ「どうもありがとうございました。今後ともよろしくどうぞ…」
エンディング
いかがでしたか?
毎回「いかがでしたか?」って聞かれても困りますよね。これ。でも徹子の部屋の「るーるる、るるるるーるる」と同じようなものだと思っていただければと思います。
皆さんの自己紹介にまつわる思い出やあおやぎへの感想をお待ちしています。
それでは、また「最後は明るく終わる愚痴」でお目にかかりましょう!
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読んでくださってありがとうございます!