憧れは最大瞬間風速さわやかメートルの先輩風
オープニング
♪〜
こんにちは。生まれも育ちもひとりっ子、あおやぎです。
暑い夏ですが、いかがお過ごしでしょうか。
こんな暑い時はビアガーデンでも行って、
友達や先輩後輩とBBQでもして、
プールやダイビングで水と戯れたりしちゃって…
という暑さ満喫型の夏をお過ごしでしょうか。
それとも、古民家を借り切ってみんなでわいわいご飯をつくり、夜は虫の音を聞きながら語らって…というおしゃゆるサマーを満喫されているでしょうか。
前置きが長いですが、今回はあおやぎの「年上ヅラできない問題」についてお話しようと思います。
わたしって後輩肌?
中学、高校、大学と部活やサークルに所属して、楽しくやっていました。
気の合う人もいたし、合わない人もいたし、コミュニティの中心的人物ではないものの、色々な人と関わったなーと思います。
しかし、いつの時もひとつ悩みがあったのです。それは、
「後輩と親しくできない!」というもの。
「いやちょっと待って、私あなたの後輩にあたる者ですが、親しくなかったんですか?ちょっとショックです。。。」
という反応があるかどうかもわからないほど、あおやぎは後輩さんたちとの付き合い方がわかりませんでした。
親しくできない、というと語弊がある気がします。正確には、
「年上ヅラができない!」です。
ここで例によっていつものAやぎさんにご登場いただきましょう。
*
Aやぎ「こんにちは~」
あおやぎ「こんにちは、お元気そうですね」
Aやぎ「いや-、前の職場の同期と後輩ちゃんとディ〇ニーランドに行ったんですけど、楽しくてね」
あおやぎ「出たな後輩!」
Aやぎ「え?」
あおやぎ「あっ…いやなんでもありません。Aやぎさんは年上ヅラができますか?突然ですが」
Aやぎ「先輩ぶるってことですか?そういうのは苦手ですよ」
あおやぎ「そうですか!実は私もです」
Aやぎ「部活とかサークルとか、年の近い年下の方が苦手でしたね」
あおやぎ「そうそう!小学生とか赤ちゃんとかは別に平気なんですよね」
Aやぎ「なんででしょうね~。でも苦手っていうとちょっと失礼かな。なんか、どう振る舞っていいかわからなくて居心地がよくないというか」
あおやぎ「わかります」
Aやぎ「彼らになにかあるんじゃなくて、自分の心のもちようの問題なんですよね。『こんなのが先輩で申し訳ない』とか思っちゃう。誰も見てないのに」
あおやぎ「1個2個しか年齢も学年も違わないのに、先輩というポジションにいてすみません、みたいな」
Aやぎ「なんか自分たちでこう言ってると、相当卑屈ですね」
あおやぎ「ほんとにそうですね、やめましょう」
Aやぎ「でも…考えちゃうんですよね。たまに。下のきょうだいがいないからかな、とか」
あおやぎ「そう!そうそう!下のきょうだいが欲しいってわけじゃないんだけど、こんなにも後輩さんとの接し方がわからないのは、もしや年下のきょうだいがいないからなんじゃ?って。理由を求めちゃう。それの根拠のひとつは、年上の人と接するのは全然大変じゃないってことですけど。わたしって後輩肌ってやつかしら?って思ったり」
Aやぎ「原因を探るより、自分なりの付き合い方を見つけようとするほうがきっと楽しいのにね」
あおやぎ「うっ、それはもっともですね…」
Aやぎ「今回のディ〇ニーが楽しかったのはね、もう“会社の後輩ちゃん“”じゃなくなったからなんですよ、私にとって」
あおやぎ「ほう」
Aやぎ「“会社の後輩”だと、この後輩さんよりデキる奴じゃなきゃ!っていうプレッシャーをかけちゃうんだと思います。自分に」
あおやぎ「かけちゃいますね。特に相手の人がデキる感じの人だったりすると、もし自分と同い年だったらこの人のほうが断然レベル上だ…みたいな」
Aやぎ「私も頑張らなきゃってね。でも実際、自分そんなにすごくないから、理想の自分と現実の自分とのギャップでもどかしくなっちゃう」
あおやぎ「もどかしいですね…いつかは自分も、最大瞬間風速さわやかメートルの先輩風とか吹かせてみたいんですが」
Aやぎ「あこがれますよね。なんのプレッシャ-もなく、後輩さんたちと遊びに行ったり語らったりしてみたい。もっとも、先輩後輩とかどうでもよく、ひとりの人間どうしとしてつきあえる関係が一番心地良いかなとは思うんですが」
あおやぎ「なんだか特にオチもない、ただ我々の哀愁を漂わせただけになっちゃいましたね」
Aやぎ「いやー、呼んでもらったのに申し訳ないです」
あおやぎ「いやいや、そういうこともあります。また来てください」
*
エンディング
いかがでしたか?
あんまり明るく終わらない愚痴でしたが、愚痴というよりちょっとした悩みでしたが、お伝えできたでしょうか。
みなさんの後輩さんとのすてきな付き合い方から、最近買ったおいしい納豆の種類まで、幅広くコメントお待ちしております。
それではまた、「最後は明るく終わる愚痴」でお会いしましょう!
♪~
読んでくださってありがとうございます!