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躁鬱

わたしの躁鬱、鬱がベース、ちゃんと理解している
はずなのに
ふつう〜軽躁〜ヤバ躁の状態がやってくると毎度そのことを忘れる、これが本当のわたくし、そうなっちゃう(アッ、冗談じゃないです…)
だから余計に元気な状態から鬱に落ちていくときは本当に最悪な気分になる、絶望する

躁鬱病の人間は抗うつ剤が飲めない、危険だからだ(説明する元気がないので、検索を)
※躁鬱と判明する前は抗うつ剤をいろいろ飲みました、がっちりキマって素晴らしい世界を見たこともあります(鬱転したときの反動がすごいうえ人生を滅茶苦茶にしたので悪夢です)
抗うつ剤が飲めないとなると簡単に入手できる救いがない

何よりつらいのは人生が永遠にこの繰り返しだということ
飲める薬は継続して飲んでいる、薬のおかげか、ただの加齢かは知らないが、鬱〜躁の幅は一時よりだいぶ狭まったようには思う
それでも普通ではない
普通になったことがないので想像することしかできないが、普通の人間だって大なり小なり元気不元気あるだろう、でもたぶん根本的に違う、たぶん
元気でないので上手く説明できない

すこし元気になったところでどうせまた鬱が待っているし、鬱のときに回復を願っても、どうせそれは一時的なものであって


公務員をクビになったあと、ナチュラルハイ?のような状態が3年ほど続いた
そんなに長く一定の気分で固定されていたのは頭が本格的におかしくなってからの人生で初めてだった
わたしは体重の変動も30kgある、吐いてはいないが異常人間だ、元気なときは痩せているし、そうでないときは馬鹿みたいに太っていく
その3年は体重も変わらず健康に痩せていた

その間、付き合っているひとと瀬戸内旅行をした、ずっとはしゃいでいるわたしは「元気だね」と言われた
でも何故かそのときのわたしはこの状態が続かないことがわかっていて「これは人生のハイライトだよ」と言って、相手によくわからない顔をさせた


本当に人生のハイライトになった

(ヤバ躁のヤバ行為問題は置いておくとして)ヤバ躁は神様にでもなったかのような尋常じゃない高揚感があるが、振り返って1番気分がよかったのはあの3年間、普通の人間に戻れたかなと思えた3年間なのだ

あの感じに戻れないことが本当につらい
あの3年間、なかったほうが今こんなに苦しく思わなかったのではないか、ハイライトが決まってしまった残りの人生は何

くるしい

あの3年間には敵わないが、数ヶ月普通でいたところを急に鬱に傾きだしたので、困ってしまっている
思うように動けない、ヤクルトのおばちゃんがヤクを売りに来てくれたら買い占めるよ(お金ないけど)

寄せては返す波なんていらない

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