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ぎっくり腰と蛇の踊り食い

それは突然起こった

5月7日
朝目が覚めた 
いつものように起き上がる

。。。はずが

「ぎゃーーーーーー い”だい”!!!!!!」


起き上がろうとすると悶絶する痛みが襲う

腰が痛い。動かすと激痛。座ることもできない。

ちょうど夫が出勤前。
連休明けなので保育園の布団カバーにカバーをかけなくてはいけない。でもこの状態じゃできない。

「出勤前に保育園の布団カバーだけかけてくれないかな」


「。。。遅刻するから無理。そんなに痛いなら病院行った方がいいんじゃない?」

この言葉に絶句して何も言えなかった。

絶望


ワタシドウスレバイイノデスカ


の2文字が浮かぶ。悲しかった。

ああ。いつも体調崩す度に

誰にも頼れない

その怖さがいつもある。

痛さで起き上がれず、5歳の娘に痛み止めを持ってきてもらう。
水も運んでくれた。

スマホだけは枕元に置いてあって良かった。保育園の連絡帳もデジタル化してるので、腰が痛くて布団カバーがかけられないので申し訳ないですが手伝って欲しい旨を伝える。

少し経てば起き上がって何とか用意出来るものだと思っていた。

が!

30分後トライするも、起き上がるのも激痛、で起き上がれない。柱を必死で掴み体重を分散させるも痛い。痛すぎる。



トイレが果てしなく遠い。そして地獄

何とか這いつくばってトイレに行くも、うまく座れない。痛すぎる。

例えるなら、全身に剣山の針がくくりつけられてる感じ。動いたり捻ったり曲げた時点で痛みが突き刺さる。

痛さで泣きながらトイレを出て、




痛さで泣く

これは保育園の送迎はできないと連絡をする。

痛さで冷や汗が止まらない。どんな体制になっても収まりが見出せず
少しでも動くと ぎゃーーーーー!!

横になると少しはマシだったが、一旦寝てしまうと起き上がる時の痛みが恐怖で仕方なかった。

寝ながらYouTubeで必死にぎっくり腰の治し方という動画を見る。

いつもだったらただのおじさんとしか認識しない整体師ユーチューバーが神に見える!だってタイトルが

「ぎっくり腰をすぐに自分で直す方法」
「すぐに動けるぎっくり腰」

ああーーーあなたに出会うために私は生きてきました。お願いです。
神よすぐに私を動けるようにしてください!!!
今すぐに!!!

と心で願って神の言われた通りに身体を動かす。

「ぎゃーーーーーーーーーー!いだい!!」
動作を真似る度阿鼻叫喚。
しかし耐えるんだ私よ。

動画が終わる10分後には私には奇跡が待っている。
だから信じよう。神を。

そして10分後

「この嘘つき!!!!ペテン師!!!サムネ詐欺!!よくも騙したな!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!!」

と、神と崇めていたおじさんがたった10分で詐欺師へ降格。

1時間くらい次々と神を見つけては詐欺師呼ばわりを繰り返し

諦めた。



神も仏もあるもんかと絶望する私



もう次に頼るのは文明の利器 「Amazon」様である。

ネットでよく見るキューっと紐を引っ張って巻く
腰ベルトをつければ痛みが和らぐに違いない。

すぐに検索。そしてなんと!!当日に届く商品発見!

ありがたやー。ありがたやー。その日に届くなんてなんてありがたいのだ。すぐにポチってAmazonこそ神様だ!!

と感謝。Amazon様本当にありがとうございます。

そしてトイレに行くのが困難なのでオーエスワンを枕元に置いて絶食することにする。

飲まず食わずは全然大丈夫だなと思った。痛みに比べたら全然辛くない。

「人間3日水分を取らなくても、1週間食べなくても死にません」

冒険家 ベアグリルスのサバイバル動画を数日前たまたま見て、あんな屈強で動き回ってるベアさんが、三日食べないなんてザラなんだから大丈夫。

数年前見た時確かすごい人がいるなーと思っていたんだけど、

なんか知らないがYouTubeの関連動画に出ていてついついポチ。
私が見たのは

ジャングルでの生還術。
蛇を素手で捕まえ、道具を使わず、己の身一つで蛇をそのまま踊り食いするというショッキングな映像。

見た瞬間開いた口が塞がらないほどの衝撃。

そしてベアさんが

「流石に数日食べてないとタンパク質を欲します」

知ってる人は知っていると思いますが、蛇の踊り食いは序の口なんで、もっと知りたい方は イギリス人 ベアグリルスで検索してください。
生きるってすごいなと痛感させられます。


イケメンだからと安易に見ると度肝抜かれます


閲覧注意



話がそれましたが

ぎっくり腰で動けず。5歳の娘に介助してもらい助けられました。
物が持ってこれないので居てくれてよかった。

動けない、痛イィ。。。

自分で歩ける、着替えができる、トイレがいける。
これがどれだけ幸せか思い知らされました。

ぎっくり腰になって良かった事

朝、冷たい言葉を言い放った夫にも正直に気持ちを伝えたら
謝罪してもらえた事

(私がにっちもさっちもいかない程体調悪いのに気づくのはだいたい寝起き、夫の出勤前というのが過去にも多く、=頼れない、怖いという思考になっていた。タイミングが悪かっただけだなと後から思い返す)

子どもたちが本気で母ちゃんやばいと感じ取ったのか、文句も言わず自分の事をやりはじめた時。

小6の長男は家庭科の調理実習しか料理はやった事ないけど、私が口で指示を出したら、お米が炊けていた。

仕事ができなかったので

デジタルデトックス強制的に出来て頭がスッキリしたような感覚になった事。

久しぶりに紙の本をじっくり読もうと思えた事(動けないから)

自分の身体に感謝できた事。動けるって幸せなんだと改めて感じたこと。

えしちゃんとストレングス手帳の月1の会と、リアル会を予定していたんだけど、私が何も出来なったのにも関わらず、

えしちゃんの強みを普段以上に発揮して、参加者の皆様が楽しかったとの声が沢山聞けたこと。

心配してわざわざメッセージくれた方が沢山いた事。

中でもやっぱり、スマホ、パソコンに触らない
気にしない時間がこんなにも頭をスッキリさせてくれるんだとわかった事。

普段は難しい場合もあるけど、週に1回でもやりたいなあ。

ギックリ腰になって改めて普段動ける事がどんなに幸せか思い知らされました。

 

そして今日から松村亜里先生の講座、
ポジティブ心理学コンサルタント第3期の反転学習第一回がスタート。

私は再受講するので、楽しみです♪

皆様、ご自愛くださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
 


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