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世界のトレンドに追いつけ!Netflix史上最高・94か国で視聴1位!なぜか日本では無名の「'Squid Game'(イカゲーム)」

英語力ゼロで始めたカナダ生活も10年目のWakeiです。

Netflix(ネットフリックス)最高の視聴・94か国で視聴1位なのに、なぜか日本では超低知名度の韓国ドラマ「Squid Game (イカゲーム)」を観ました。 

    ※表紙画像は↑こちらのリンクサイトからお借りしました。

このネットフリックスドラマ「イカゲーム」、2021年9月中旬に全世界的に放送されて、わすか1カ月で1,4億世帯が観たという注目のヒット作品。今年のHelloweenのコスチュームとしても人気急上昇中です。

カナダの20代だったら、ほぼ知ってるし、アメリカやヨーロッパでは「子どもたちに見せるべきではない」と物議をかもし出したり、ハロウィンのコスチュームとして禁止する学校がでるなど、その影響力が子ども世代に広がっていることを懸念するほどです。

ところが不思議なことに日本では全然話題にならない不思議なNetflixドラマ。アジア人ドラマがNetflixで全世界的にここまでヒットしたことも今までの常識を塗り替えた作品としても注目されているんですけどね。

日本にまだネットフリックスが定着していないからでしょうか?私のまわりのカナダ人の若い世代やファミリーは、テレビではなく、ほとんどネットフリックスに契約していますからね。

さて、この「イカゲーム」ですが、舞台は現代の韓国。経済的に立ち行かなくなった456名の老若男女が大金のために命を懸けて戦う「イカゲーム」(韓国の子どもの遊び)の話です。最後まで生き残った勝者一人のみが大金を手にすることができる、デスゲーム。生き残りゲームとうか殺し合いゲーム。

と、殺人シーンてんこ盛りのストーリーはかなり暴力的。


ところが、このイカゲーム、人間の嫌な部分、どうしようもない部分、優しいさ、潔さ、ウソ、ずるさ、薄情さ、自己中心さ、たくましさ、弱さ、強さ、生きている刺激、金融マン、リストラ、宗教、家族、ギャンブル、老い、などなどさまざまな社会問題をチラ見せしていて、大人の映画として見ごたえがあるのです。

ちょこちょこ考えさせらる部分があります。

大人が観るとその暴力性よりも、この状況を自ら選んだ人たちと、極限状態の心理や行動、ゲームの意図などが、はるかにショックです。

大金を得ることで人生を大逆転させることはできるでしょうし、どっちみち、借金取りに追われて悲惨な最後になるくらいなら、自分の意志でゲームをして賭けてみたい、もうどうせ人生終わったも同然だから、と自暴自棄でいつ死んでもいい、と思って参加する気持ちもわかる気もします。

でもイカゲームで命を懸けて死ぬよりも死んでもいいつもりで、何かを起こしたら、他人を殺さなくても、あっけなく殺されなくても、もっと違った人生が開けるのではないかと思いたいです。

意外に大人から見ると共感できる、理解できる部分のある映画なのです。

これもまた、ネットフリックスが今までの視聴者のデータを集めた上での計算された人気映画なんでしょうかねぇ。

とりあえず、日本では全くと言っていいほど話題にはなってないようですが、「イカゲーム」は世界的な2021年のトレンディドラマです。

デスゲーム系のドラマや映画が数多くある中で、なぜこの「イカゲーム」が世界的に人気になったのか、その違いも気にして観るのもオモシロイかもしれませんね。

「Squid Game (イカゲーム)」おススメです。





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