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イースターにカナダの教会のクワイヤーで歌ってみた ⛪️教会のEasterってこんな感じ

本日4月9日のイースターのミサで遂にイースターが終わりました。

カソリックの教会でクワイヤーで歌う前は、イースターと言えばバニーちゃんチョコレートとか、カラフルなイースターエッグとか、エッグハントとといった1日限りのイベントでした。

ところが教会では1か月前から毎週何かしらの意味があり、クリスマス同様かそれ以上に大切なのがイースターなのです。
イースターの1週前のミサ、4日間前から連続するミサがなど、重要なミサが続くので、クワイヤーの練習も立て込んできます。
(ちなみに私は非クリスチャンのクワイヤーメンバーです。)

今日のNoteでは、カソリック教会の4日連続のイースターミサの様子をお伝えしますね。
「イースターをこんな風に祝っていたのかぁ」と楽しんでもらえると嬉しいです。

イースターの重要な4日間のミサは次のような日を表しています。

 Day1 最後の晩餐の日  Holy Thursday
 Day2 磔の日      Good Friday
 Day3 復活の日の前夜祭 Easter Vigil (Saturday)
 Day4 復活を祝う日(イースター)Ester Sunday

最初の2日間(Holy Thursday ・Good Friday) はお葬式のようなものですから、しんみりしていますが、土曜、日曜と明るさを増していきます。

Day1)🌸Holy Thursday 

    悲しみの始まりのミサです。

 ↑ 初日のHoly Thursday ミサで歌った曲
 こんな曲も讃美歌です。

Holy Thursday イエス像はすべて紫の布で覆われています。
ミサ終了後も教会に残って祈り続ける人たち

Day2) 💒Good Friday

     私は金曜日のミサはお休みしました。
     磔の日ですからこの日が最も暗くしんみりしたミサです。

Day3) 🌸Easter Vigil Saturday


そして3日目のイースター前夜のミサは復活を待ち望むミサ。
夜8時から始まって終わったのが10時45分でびっくりしました。長っ!

ミサ後は地下の集会場で簡単なお茶とお菓子が準備され、誰でも自由に食べて行けます。クワイヤーメンバーは翌日の朝9時30分から練習とミサがあるので速攻、全員帰りました。

Saturday Vigil ミサ開始の30分前。まだ集まってませんが、
ミサ直前にぞくぞくと人がやってきて満席。
家族、カップル、老若男女いろんな人がやってきます。
イエスを覆った布もなくなっていました

そんな土曜のミサはこんな感じで始まりました。
私もこんな真っ暗な教会を初めて見ました。

初めに白い服を来た教会の関係者やお手伝いの子どもたちが入場し、その後に一般の礼拝者が続きます。

ビデオの中で金属音がカシャンカシャン鳴っているのは、香を入れた金属の入れ物を振っている音です。

一連の儀礼が終わると会場のライトが点きました。

上手い左の中学生はソロで歌いましたよ。

2時間半以上という長時間ミサでしたが、洗礼の儀式もあったりと盛だくさんで意外にもさほど長く感じませんでした。

Day4) 🌸Easter Sunday

そして日曜日!
本日の挨拶は「Happy Easter !」

ようやく遂にイースター・キターーーーーー!って感じです。

神父さんからもクワイヤーにイースターのチョコレートの差し入れもあり、嬉しい!美味しい!

達成感と言うか、やったー!というか、
心からイエスの復活の喜べましたよ。

     ラストの曲はこちら ↑

今日は「ハレルヤー!」と高らかに歌えてより元気爆発です!
なんだか気分は大晦日が終わって新年を迎えたような清々しさです。

そしてミサの最後の曲が終わったら、会場から拍手がありました。
クワイヤーのメンバーも晴れがましい気分です。

そしてミュージック・ディレクターから今週のクワイヤーの練習はお休みの発表がありました。
みんなこの1か月間、頑張ったもんね。

残念ながら、一番大切なイースター当日の写真を撮るチャンスを逃してしまいましたが、文化を味わう意味でも皆さんもミサを実際に体験してみてはいかがでしょうか? 

とりあえず一段落したことだし、私も定番のイースターバニーとイースターカップケーキで一服しまーす。


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