見出し画像

パワハラしない!させない!そもそも起きない!|George’s Approach 2020 2nd

変容の時代に生きるビジネスパーソンに向けて、これからの時代にどうアプローチするか、具体的な方法やその背景にある考え方をお伝えする動画シリーズ「George’s Approach 2020」より、「パワハラしない!させない!そもそも起きない!」をテーマにした2ndシーズン開始について、代表取締役社長・島村仗志(ジョージ)とナビゲーター・岡本直子(なおちゃん)がお伝えします。

※本記事内に登場する人物の所属・役職等は動画撮影当時のものです。

~2ndシーズンのテーマ~

岡本:George's Approach 2020ですが、今日からは2ndシーズンに突入します。1stシーズンでは、George's Approachを、毎回異なるテーマでお伝えしていましたが、2ndシーズンでは、しばらく、「パワハラしない!させない!そもそも起きない!」というテーマに、継続して取り組んでいきたいと思います。

~このテーマを取り上げた背景・理由~

岡本:早速ですが、このテーマを取り上げた背景や理由を教えていただけますか。

1.自身のパワハラ体験

島村:僕自身の3つの体験を皆さんにシェアしたいと思うのですが、まずは社会人デビューしてすぐ20代の頃、社員という立場でいた頃の話です。その当時まだパワハラという言葉は、それほど一般的ではなかったのですが、パワハラをフルに体験させていただいたというのが、私の社会人としての振り出しの大きな経験としてあります。

結果的に、そのことによって、「やっぱり人間は自分のやりたいこと、目指していることにエネルギーを投入している方が、はるかに幸せで生産性が高い」ということをイヤというほど体験するきっかけになっているので、今となっては感謝なのですが、同時に、やっぱりこういうことはない方が良いなと思った体験でもあるので…。

ですので、まずは「パワハラにどう向き合うかということが自分の原体験としてある」ということが、今回のテーマを取り上げた理由の1つです。

2.パワハラ関連の案件の増加

島村:2つ目の理由は、パワハラ関連のご用命の増加です。

その後、私はコーチングの世界に身を投じて、今はエグゼクティブ・コーチとしても活動させていただいているのですが、その中で、経営者の皆さまからのご相談として、「パワハラがあると組織の中で言われている人だが、それを解消してさらに活躍してほしい」という方たちとのコーチングセッションをご用命いただくことが多々あります。

そこでコーチとして体験していることや、クライアントの方に向き合う中から、「本来このことがわかっていたら、避けられた事態もあったかもしれない」という知恵や、私なりの認識が蓄積されてきました。
George's Approachという場をお借りして、その知恵や認識を皆さんにシェアし、皆さんが考える材料になったらいいな、というのが2つ目の理由です。

3. パワハラ防止法の改正

島村:そして3点目としてはパワハラ防止法の改正です。

現時点では、私は経営者の役割も担っているのですが、大企業は今年から、私どものような中小企業も、2年後には、パワハラ防止法が適用されるようになります。法律の適用が始まるからということではないのですが、これまで培ってきた、社員としての体験、そしてエグゼクティブ・コーチとしての体験に加えて、経営者としても、パワハラ防止にどう向き合えば良いかということを考えています。そのことも、このテーマを取り上げたいと思った1つのきっかけになりました。

そんなことから、2ndシーズンを通して、このテーマで話していきたいと思っています。

~2ndシーズンで話す内容~

岡本:そういった背景からパワハラについてお話ししていくということですが、もう少し具体的な内容としては、どういったものになりますか?

島村:そういった時代背景、時代の要請もあって、書籍あるいはウェブ検索をしたりすると、特に、パワハラ防止法にどう対応するかという論点でのコンテンツは、素晴らしいものがたくさんあります。具体的には、現状を把握して、社内でどのように啓発活動を展開し、もし起きてしまった時にはどのように対応するのか。そういったことは、主に弁護士の先生方を中心にたくさんの素晴らしいコンテンツがありますので、それはお任せしたいと思っています。

2ndシーズンでは、パワハラをしてしまうかもしれないという上司の立場、それを受けてしまっている部下の立場、それに関与せざるを得ない経営者の方々、それぞれの人に焦点を当てて、その人の内面で起きがちなことや、あるいは組織全体で構造として起きてしまっていることなど、目に見えない内面的な部分について、僕なりに見えてきているものを皆さんにシェアしたいと思います。

岡本:人に焦点を当てた内容ということですね。

島村:そうですね、人と組織の内面に焦点を当てて、「なぜそういうことが起きてしまっているのか」を考えることが、最終帰結ポイントになります。そもそもパワハラが起きないという組織体が理想だと思っているので。

そして、1つだけ中身に入ってしまうと、パワハラをしてしまっている上司の方の大半は、ほぼ無自覚なんですね。「自分はパワハラなんてしていませんよ!」というところにいらっしゃることが大半です。そのことを知っていただく意味で、まずは「しない」と言っています。
みんな本当に良かれと思い、活躍しようと思って、日々やっていることが、結果として、特定の部下の方にとってはパワハラというインパクトになって届いてしまう。僕たちが進化・成長していく過程で、その発生確率を劇的に下げていきたい。その一助になればと思い、この事態にしっかり向き合っていきたいと思います。

岡本:ありがとうございます。具体的な中身は次回からスタートになりますが、今日は、「パワハラしない!させない!そもそも起きない!」をテーマに2ndシーズンを始めます、ということをお伝えしました。

~フォローアップ・クエスチョン~

岡本:今日も最後にフォローアップ・クエスチョンをお出しします。「パワハラしない!させない!そもそも起きない!」について考えていただくヒントとして、ご活用ください。また、ご意見ご感想やコメント等がありましたら、ぜひYouTubeのコメント欄からお寄せ下さい。

島村・岡本:ありがとうございました!

<ウエイクアップ・リーダーズ・マガジンのご案内>
㈱ウエイクアップでは、コーチングやリーダーシップに関する最新情報を
無料メールマガジンで発信しております。ぜひご登録ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?