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正しく学んで、やることをやる。

今日はISO更新審査1日目。

75分間の割り当ての中、
正味60分の審査で終わりました。

中身としてはほぼ9割が
概要説明をしていたという印象があり、
拍子抜けしたと言うのが率直な感想。

私の職場ではISOだけでなく、
他にも第三者機関による審査があるのですが、
改めて今回審査前の準備、当日対応を通して、
感じたことがあります。

普段からやることやっていたら、
事前準備は必要ない。

第三者から見た
私たちはどう見えているのかを
教えてもらう機会。

まず大前提として、
審査を受けたり、認証をとることを
目的に仕事をしているわけではなく、
組織の目的、存在意義を果たすべく
事業を行っているのですが、

その目的や存在意義を理解し、
部署の目標、個人の目標、
業務に落とし込まれているか、

計画された通りに業務が遂行され、
計画した通りのサービスが
提供されているのか、

計画通りでないことが発生した時の、
対処方法の計画は?
計画通り対処し、
計画通りに適切に
処理が行われていたのか、

その処理の効果があったかどうかの
チェックは計画通り実施されたのか、
得たい結果が得られたのか、

各部署での継続的な改善=PDCAと、
それらの集合体=組織としてのPDCAが、
計画通りに機能しているのか、

組織で決めたタイミングで
これらの活動を振り返ってみたときに、
組織の目標を達成し、
目的、存在意義を果たせていることが
確認できたか、

計画を見直し、改善が必要なことは何か、
この仕組みそのものについて、
改善が必要なことはないか・・・

規格と私たちの組織のシステムが
適合しているか、
計画されたシステムと実際の活動が
適合しているか、
という視点で審査が行われます。

品質が担保されるシステムを計画し、
業務に落とし込まれているはずなので、
日々行われている業務の一つ一つが
適合しているはずで、
やるべきことを確実にやっていれば、
何の問題もないはずなのですが、
事前に簡単にチェックすることはあっても、
あれがない、ここに不備がある!
なんてことにはならない・・・はず。

この「はず」というのが曲者で、
自分はやっていうつもりでも、
何かのタイミングで間違って記憶されたり、
変更されたことが伝達、共有されていなかったり、
単なるポカをやらかしたり。
人間だもの、起きてしまいます。

そう考えると、
内部監査という機会を設けて
組織内でチェックし合い、
外部監査という第3者の目で
客観的にシステムと実際の行動が
あっているのかを見ていただくことは
価値あるものだと改めて感じました。

行動の良し悪しではなく、
システムと行動の一致具合、
それによって生み出される
成果や組織の成熟度をよりよくするには・・・
という視点で指摘していただけます。

これを改めてつらつら書いてみて、
これって組織に限らず
人においても同じことかなと感じています。

よりよく生きて、幸福感が逓増する
原理原則を正しく学び、
やるべきことを確実に実行する。

そして、人と関わることによって、
お相手から刺激を受けると同時に、
自問自答が始まり、
自分の状態に気づくことができる。

それを自分のエネルギーが引き出される
物語として作文して、
体に編み込んでいく。

引き続き行動していきます。

 原理原則を正しく学んで、
 やるべきことをやる。やり続ける。

 他者から見た自分を教えてもらい、
 自分のエネルギーが引き出される
 物語をつくって体に編み込む。

 そうすれば、必ず結果につながる。

 

 

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