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ゆるゆるつらつらと日々思ふことを暦毎に文字にしていきます。「wakuraba HOUS…

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ゆるゆるつらつらと日々思ふことを暦毎に文字にしていきます。「wakuraba HOUSE」は、20代の若者が一つ屋根の下、シェアでもギフトでもない実験生活をしています。いつから他人は他人ではなくなるのか?素朴だけどちょっと深い日常の記録です。

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#0 wakuraba HOUSE

珈琲が飲みたい! ただそれだけでnote始めました。 もう記事が面白いとか役に立つとかそういう自分勝手で損得勘定する人のためではなく、筆者にただ美味しい珈琲飲んで欲しいなぁ、という温かいお気持ちのもと、快く記事を購入し、僕の珈琲代を捻出してくれる優しい人のために記事を書くことを決めました。 記事の内容はおまけでいい、とにかく美味しい珈琲を飲んで、やりたいことやってくれ!とか言ってくれるパトロンを探しています。切実に。 まさに誰よりも自分勝手な発想 こんな発想になってし

    • #32お金以前の暮らしの基盤をつくる

      こんにちはぼんやりです 田植えの季節で、水面に映る空や、遠くの山々が美しいですね。 さて、この前おしゃべりとモーニングを食べに行った時の発見を今日は書いていこうと思います。 その前に、僕らの系譜を少し。 僕らは今6人で暮らしていますが、 その前は3人、3人で別々のシャアハウスをしていました。 そこから数えるともう一年と1ヶ月が過ぎようとしています。 交流は初めの頃からありましたが 交流が密になってきたのは4ヶ月が経った頃。 6人で一緒に住む様になったのは半年が

      • #31 多様性を認める暮らしから多様だと知る暮らしへ

        牡丹華(ぼたんはなさく)。 ふたつの暮らしがひとつになって約半年。 法人なんてものを作ってしまったのは2ヶ月前。 来たるゴールデンウィークには、若者向けのプログラムを開催することになった。 一年前の今日は、まだこの家に住めるかどうかさえわからなかった。 僕らの暮らしは「話しあえないモヤモヤ」で息苦しい空気が蔓延する度に話す時間を生活に織り込み、今日までやってきたとも言える。 今や毎月恒例の合宿も数々の変遷があり、また合宿なるものをやろうとなるまでにも幾多のライフイ

        • No.3 Gaia Youthを前に、

          GW開催のガイアユースの準備も佳境。 少しでもみんなで知恵を寄せられる時間をつくる日々が続いています。 wakurabaは、無理をして事を成し遂げるよりも無理はしないで事は成り行きに任せてみようという心持ちの人で成り立っています。 そうわざわざ書くのには理由があります。 思いを形にしていくという点で、プロジェクトの成功、目標への到達は確かに大事だと思います。しかし、成功や達成をして結局どうしたいのか。成功や達成を、どのような尺度で測り、なぜ私たちはその尺度を採用するの

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        #0 wakuraba HOUSE

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          No.3 Gaia Youthを前に、

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          GW開催のガイアユースの準備も佳境。 少しでもみんなで知恵を寄せられる時間をつくる日々が続いています。 wakurabaは、無理をして事を成し遂げるよりも無理はしないで事は成り行きに任せてみようという心持ちの人で成り立っています。 そうわざわざ書くのには理由があります。 思いを形にしていくという点で、プロジェクトの成功、目標への到達は確かに大事だと思います。しかし、成功や達成をして結局どうしたいのか。成功や達成を、どのような尺度で測り、なぜ私たちはその尺度を採用するの

          No.3 Gaia Youthを前に、

          No.2 本音を観る・聴く・生きる

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          「もう立っているのよ。」 何を仰りたかったのか暫くわからなかった。 これから書くことも見当違いかもしれない。 それでもその言葉を反芻するなかで何か身体の内からじわりじわり拡がっていき、辿り着いたことがあったので、それを書いてみたい。 ここ数週間、話しを聴いてもらえていない気がしていてもどかしかった。もどかしいと言うよりは、聴いてもらえない不満や苛立ち、被害者意識に浸っていた。話せる聴いてもらえる空気感がない。率直そう感じていた。 この暮らしは自分に合っていない。

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          No.1 Book List of the year

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        記事

          #30 ひとつで経験

          最近、ちらほら聞く言葉がある。 「かわりにやってくれてるね。」 これは、昨年12月タイのエコビレッジで開催された集まりに参加してきてくれた我が家の紅一点が持ち帰ってきてくれたものだ。 タイのエコビレッジGaia Asylumには世界中から実に様々な人が人種も国籍も年齢も越えて一同に介した。 一つの巨大なパズルをみんなで別々の箇所から取り組んでいる感覚 それが彼女が文字通り地球の隅々から集まった願いをともにする人々に直接会って感じたことだった。 自分にはわからないと

          #30 ひとつで経験

          #29 安心して今日も人は生きている。

          霜止出苗(しもやみてなえいづる) ポツポツ降る雨もどこか陽気。 遅霜を恐れてゆっくり地中から顔を覗かせていた新芽ももう安心とばかりに伸びる季節。 ぼく、おしゃべりは週末東京に行っていた。 生まれ育った東京。 ここ三重とはやっぱり生活も人もリズムが違う。 あの非・日常空間。 いや、東京近郊に住む人にとっては当たり前の光景かもしれない。 満員電車 満員電車ほど信頼と不信、安心と不安が入り乱れた場所はない。 数年ぶりに酷く混雑した新宿行き京王線に乗車した。 見知

          #29 安心して今日も人は生きている。

          #28病や事故は繋がりを取り戻すために起きているのではないか

          こんにちはぼんやりです。 今日は最近これきっとこうなんじゃないかなと思っている仮説を発表したいと思います。 それは タイトル通り、 病や事故というものは、繋がりを取り戻すために起きているのではないか。という仮説です。 最近僕は介護施設で働かせてもらえることになったのですが、そこでは認知症の方が沢山居ます。 認知症になると、1人で生きていくことが目に見えて難しくなるのですね。 ご飯食べたかもわからないし、今どこに居るかもわからない。トイレの場所もわからない。 だか

          #28病や事故は繋がりを取り戻すために起きているのではないか

          #27 そうなっている。

          今朝、友人の誘いで近所のご住職とお話しする機会を頂いた。 僕からしたらおじいちゃんの年齢のお友達とお母さんの年齢のお友達。個性はもちろんライフステージが全然違う方との交流は本当に面白い。 現代、人は人間の知的活動で対象の分析と知識集積によって真理が明らかになるかの如く思っているように見える。 けれども、 どういうわけだが人は生きている。 生き続けられるようになっているし、出来ている。 自分は日頃生きていて、人間如きではこの世界は到底わかり得ないという点が知的活動の前提

          #27 そうなっている。

          #26 シェアハウスの日常レポ

          ここ一週間は、穏やかだ。 GWに向けて各々ができることをできる範囲でやっている。 団体としての目標や理念がないのにも関わらず、どこかまとまりがある。 プログラム開催の一番の肝は、ホストの姿勢。 僕らは(少なくとも僕は)自由でおおらかで丸く、でも、どっしりとした人間たちになり合おうとしていると思っていて、そこを知ってほしい。 けれども、そのためには僕ら自身がそうなろうとしていなくては決して伝わらない。それは僕ら自身がよくよく知っている。 この一週間は、なんとなく見過ご

          #26 シェアハウスの日常レポ

          #25聴いてもらえる場があるということ

          どうもぼんやりです。 家の庭には桜の花が舞い込み、 近所の小川に桜の花が流れてなんだか心も暖かく、幸せな季節ですね。 最近僕は茶道を習い始めました。 とてつもなく奥深い世界だなあと、まだ始めたばかりですがそう感じています。 今日は岡倉天心の「茶の本」から印象深く心に響いたものがあったので共有したいと思います。 以下引用 いかがでしょうか。この『虚』という概念。 僕はしびれました。美しさのあまり読み終えてしばらく空中を見つめてしましました。 さて、そしてひとつ発見があ

          #25聴いてもらえる場があるということ

          #24 家計の赤字と人間関係の黒字

          虹始見(にじはじめてあらわる) 七十二候のリズムでのnote更新しようと決めてから、今まで以上に身の回りの風景の変化に目が向くようになった気がします。 さて、 #23でちょびっとばかし我が家の家計が赤字だったことを書いた。 状況がわからない人にため補足すると、僕らは生活実験の一環でお金も他の物のようにシェアの対象にしている。 パートナーや家族と生計を別にしている人、生計を一緒にしている人問わず、生活に必要なお金が足りないかもしれない事態に陥った場合、どのような気持ち

          #24 家計の赤字と人間関係の黒字

          #23 心の距離間とお金の不安の相関関係

          心の距離間とお金の不安の相関関係がある 少なくとも我が家においては。 会を重ねる毎に内容やスケジュールは変動してきたものの基本的に6人で3日間話す聴く動くリズムで合宿してきた。 今回は、2日目、チェックインで数人から一人なりチームの時間を合宿中に取りたいという声があがり、そのようになった。 僕は、しばし瞑想した後、ぼんやりと合流し、カフェに籠もった。 合宿の意義や効果、コミュニティ生成過程における我が家の段階などなどをざっくばらんに語り合うなかで、心の距離間とお金の

          #23 心の距離間とお金の不安の相関関係

          #22 赤字で笑える人々のお陰で見えた記憶たち

          合宿を終えて。 二泊三日の最終日は恒例の温泉。 今回は、合宿と呼びながらも個々それぞれが好きに過ごす時間の使い方が目立った形に落ち着いた。 最終日みんなが気になっていたテーマ、家計について話し合った。 その前夜、「いま理想となっている暮らし(実現へのタイムスパンは問わず)」をそれぞれ心に聴いて、場に出した。 その流れがあり、最終日午後は、「家計の現状」と「いまの生活で不満な点」を洗いざらい出し合った。 なんと我が家の家計はトントンどころか赤字(笑) 揃いもそろって「

          #22 赤字で笑える人々のお陰で見えた記憶たち

          #21 人も庭も情

          我が家の小松菜は、僕の背丈に迫る高さにまでに大きくなった。 その横では、ほうれん草と蕪と春菊も花を咲かせている。 三つ葉はとニラは、イネ科の雑草と一緒くたになり、ニンニクやセロリは色味が増してきた。 二十日大根は、二十日以上たつけれど以前小ぶりで、ブロッコリーは今更花蕾を大きくし始めた。 スナップエンドウは白い花を咲かせ、クローバーは真っ赤な花を、アブラナ科のみなさんは黄色で庭を彩っている。 甘夏はようやく2mmほどの芽を全身に纏い、ブラックベリーとラズベリーも柔ら

          #21 人も庭も情

          #20 人間の土地

          清明の節。4月になりました🌸 4月4日は、玄鳥来(げんちょうきたる)。猛烈な鈴鹿おろしも気がつけば穏やかな春風に移り変わったように思います。 先日、書店で思いがけず手に取ったサン=テグジュペリの本。ちょっとだけ、引用。 * * noteを書くことは、僕にとってある種の練習です。

          #20 人間の土地

          #19 聴くために、繋がるために

          人のこころの深さは、その人のこころの深さまでしかわからない。 他人のこころの美しさもその人のこころの美しさまでしかわからない でも、 それでも僕たちは、他人のこころをわかろうと その人の美しさを知ろうと、その悲しみをわかろうと欲する。 そして時に、それが今の自分にはわからないと知ることがある 。 その人の深さに、自分が至らないと知る時がある。 それはとても耐え難いほど残念なことだし、悲しいことだ。 しかし、だからこそ、 その痛みが深ければ深いほど僕たちは、 自分のこ

          #19 聴くために、繋がるために