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Vol.11 アシュタールとの対話 自動書記(回想録 究極の体験)

アシュタール:
自分のことをもっと知りたい
自分の存在は何んなんだろうか?
最初そのような動機から始まった創造主の自分探しは、その後どんどんとエスカレートしていった

自分以外の存在たちと意見を酌み交わすこと
それによって自分の考え方、視点とは違った判断があることに面白さを感じた創造主は、その後は更に分裂を加速させ、それは最初何も無かった空の空間を埋め尽くすほどにまでになっていった

ちょうどその時、創造主たちの間ではあるブームが起きていて、創造主はその土台となるもの
〝仮想の現実の世界〟というものを〝創造主自らの意識の中に〟作り、それを体験したい者は誰もが体験していいということを分身たちに薦め始めたの

その土台となるもの
創造主の意識の中に作り出された仮想の現実の世界は、最初の頃はとても簡単なもの
例えて言えば、一つの世界があって、その中に楽園のようなものを作り、その世界に入り込んだ者たちは、その場の美しさや心地良さに喜びを感じる
嬉しい気持ちになったり、楽しい気持ちになったりを感じること
そのような感情を感じる為に作られたものだった

凄く素敵な体験をした
美しい風景、心地よい風、花々のいい香り、とても楽しい気持ちを感じた!
その体験を終え、元の場所へと戻ってきた分身たちの声は、あっという間に空の空間にいる者たちへと伝わっていった

自分もそれを体験したい!
手を上げた創造主の分身たちは、その後は我を争うかのように創造主が作った仮想現実の世界の中に入っていっては、それぞれが感じる感情をこの上なく楽しんでいった
また、創造主自身もその世界を体験し終わった分身たちからは、そこでどういうことを感じたのか?
何を思ったのか?
ということを共有し、自分自分も分身たちと同じようにそれを楽しんでいったのよね

最初は何気なく思いついた程度で作った創造主のアイデアの仮想現実の世界
その後は余りの人気ぶりに体験したいと思う者が殺到し、創造主の元にはもっとこのようなものを他にも作って欲しい
更にはもっと多くの感情を体験できるものを作ってはもらえないだろうか?
という分身たちの声が次々と上がっていった

分身たちの声を受け止めた創造主は、その後は更に自分の意識を拡大していっては、そこには様々なカタチのもの、これまで以上にいろいろな感情を体験出来るような仕掛けを施した世界をひたすら作り続けていったわ

そうして、そのような仮想現実の世界が創造主の意識の中に無数に作られ、それらも一巡した時のことだった
ある時から分身たちの声として上がってきたことは、自分は前回の体験をした時にこう思ったんだ!というもの

それは、ただの参加者(ツアー客:イメージとして)としてのような一方的な体験ではなくて、自分はそれらの世界にあった様々なものとしてそれを体験したいというもの
例えて言えばそれは、その世界にあった花であったり、虫であったり、動物であったり、もっと言えば無機質なもの
石であったり、岩であったり、水であったりと、そこに存在している何んでもを体験出来るようにして欲しいというものだった
そのような声が余りに多いことに興味を抱いた創造主は、それも面白いかも知れないと思っては、その後は内容を更にバージョンアップしていき、そうやって分身たちの多くが求めていたものを完璧なカタチで作り上げていった

そうやって分身たちが求めるもの、分身たちから評価されるものを次々に作っていっていた創造主は、ある時ふと我にかえるようにこう思った

そうだ!
よし、もうここら辺で、これまでには無いと言えるほどのとてつも無く攻略が難しい世界
誰もがこんな困難な世界は体験したく無いと思えるような、そんな世界
その究極とも呼べるものを作ってみよう!と
それからと言うもの、創造主は自らの叡智を結集させては、その土台となるもの
究極の体験が出来る仮想の世界、地球というものを作り始めていった

創造主は分身たちの様々な意見を元にし、本当に究極とも思える世界を見事に作り上げることに成功した
その時に創造主が考えに考えて作り上げた世界というのはこういうものだった

それは、この世界を体験したい者は、まずは最初におこなうこととして、自らの現在の力(創造主の分身としての力:すなわち完全無敵で全てが可能な完璧な力)を封印するということ
その方法は、封印する容器(身体)というものに入り、それを使いながら、極端に制限のかかった状態となることを受け入れること

更には、本来の力を封印する為にもう一つのやるべきこと
この体験を始める時には、自らが最初ここへ来る前は何者かであったかを忘れること
つまりは、自分には何んにも無い状態
創造主とは無縁の存在
ただ、与えられた身体(容器)に入り、その生身の身体一つでこの世界を体験していくことを強いられるというものだった
そして、そのように本来の自分たちの力を雁字搦めに制限した上に、そこに施されたこの世界の環境というものは、これまでに創造主が作ってきた世界には何処にも無いもの

この世界では、ある支配者たち(レプタリアンという人間とは異なる生命体、そしてそれに従うこの世の中を支配している支配者たち、DS)によって、三角のカタチのピラミッドの形式で作られた世の中

そういった完全に出来上がった支配構造、誰もがどうやっても崩すことは出来ないような劣悪な環境の中で自らをどうもっていくのか?
そのような世界で何を求め、体験していき、ゴール(体験し終えること)のか、ということを体験すること

まさに、普通であれば絶対にそのようなことは避けて通りたい、体験したくは無いというものであり、
ただそれこそが今回、創造主自らが求めた究極の体験が出来る体験場所、地球というフィールドとして作られたものだった

創造主は空の空間にいる者たち全てにこう言った
『さぁ、私の作った最高傑作のこの世界
これまでのものとは比べようの無い、究極的な体験が出来るこの世界を体験したい者は手を挙げて欲しい!』と

何んだかよくはわからないが、攻略が難しいと言われるほど面白そうだなぁ?
これまでには無い世界?
そんなに難易度の高い世界なら体験してみたい!
創造主の予想とは裏腹に、その究極的な困難を極める地球体験ゲームの世界には応募者が殺到したわ

まずは自らの力を完璧までに封印すること
そして、今回の地球体験をおこなう為に身体(容器)というものに入ること
そして、その容器に入ると同時に徐々に以前の自分が何者であったかということの記憶を忘れていくこと

今までそのようなことを経験したことの無かった分身たちは、誰もが最初こそは戸惑ったものの、そのやり方を教えてくれる仲間たちの力を借りては、その後どんどんと創造主が作った究極の体験が出来る地球という場所へ降り立っていった

「もうダメだ…、こんなの無理過ぎる…」
「ふざけてる!アイツら一体何んなんだ?」
「これは大変過ぎる世界だ 想像以上だ」
「ギブアップ もうこんなの懲り懲りだ」
最初は意気揚々と乗り込んだ者たちが、降り立ってから僅かであとという間にたくさん戻ってきた
創造主はそこでの体験がどうだったのかを参加者たちに聞いてみた
参加者の者たちはその誰もが口々に声をそろえるようにこう言った
「あの存在たちは酷過ぎます
彼からはどうしてあんなに酷いことか出来るのか?
創造主、おかしいじゃ無いですか?
彼らは私たちを奴隷のように使うこと、殺すことさえ何んとも思っていない
余りに非道、あんなことが許されてはならない」
途中で脱落して戻ってきた者たちの全てがそのようなことを言う中、創造主は改めて今回自分が何を思いそのような世界を作ったのかを皆んなに説明した

『これこそが私の考えた究極の体験が出来る場所
普通であれば今の我々には体験出来ないことを体験出来るのは、そのようなあらゆる制限に満ちたものが揃っているからなのだ
今、君たちが言っていた者たち(支配者たち)が何故そんなにも君たちを苦しめたり、困らせたり、大変な目に遭わせるのかというのも全ては最初から私の中では計算済みのこと
今回私はそのように、そういった役割をする者たち(支配者たち)にも権限を与え、また、その者たちにはその者たちなりの価値もちゃんと認めている
つまりは、全てのことがあって良い
それは我々が普段いいと思っていることも、悪いと思っていることも、その全てを存在させている
そういう世界を私は作りたかった
それが許される世界を君たちにも体験してもらいたかったのだ』

VOL.12に続きます。

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