今年の最期の強烈な台風で、とうとう倒れてしまった庭木のプルーンちゃん。

樹木医によると、樹木も10年あたりから丁寧なケアが必要らしい。
昨年から剪定の加減を間違えたり、気候の変化などで衰弱気味だったが、台風の翌朝倒れていた。よく踏ん張って生き抜き、命を燃やしてくれた。

このまま燃やして灰にしてしまうのは寂しくなり、形を変えて自分の近くにずっといてもらうことにした。
まだ10年の若木だった。
緑のいきいきとした葉を茂らせては一緒に喜び、可愛い白い花を咲かせ、数個だったが、プルーンの実を付けた年もあり、私をいつも喜ばせてくれた。
枯れてもなお、この子に触れていると元気をもらえる。
何を作ろうかと考えていると、パワーをもらえる。私はプルーンちゃんからずっとGiftesをもらっていたと分かった。そしてこのサンキャッチャーは自分へのプレゼントにしようと決めた。

ノコギリで枝や幹を切り、ミノで枯れた部分を丹念に除き、加工しはじめた。天然木用亜麻仁オイルを塗りツヤを出す。香りが充満する。
磨くこのひとときも楽しい時だ。

スワロフスキーやワイヤーアートを施して可愛いオブジェになった。キラキラ光るのが楽しくずっと見ていたい。分かりずらいが、光が当たると小ぶりながら、辺り一面光で輝いている。

スワロフスキーのライトシャムのハートの赤がクリスマス風で気に入っている。幹の枯れた茶色い部分も柄になり、味が出てきた。
まだ残っている他の枝もクリスマスツリーなどにリメイクしようかな。

ありがとう。そして、これからもいつも一緒だよ。