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空間と居場所について考えた5月の振り返り

さて、5月も終わってしまうので振り返りを書きたいと思います、31日の夜です。

ちなみに本日すでに1万字ほど文字を書いたあとで、指がバグっています。筆が乗っているの対義語。最近はもう「書く」から足を洗いたく、でも消化不良な話題がたくさんあるので、音声配信に手を出すことを画策中です。

毎回言っているけど、この5月は今までになく記憶がない。けどそれで諦めて振り返らないでいると本格的に記憶から飛んでしまうので、頑張って振り返ります。

ロックダウンは明けた。そして冬が来る。

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5月になり外出規制はゆるまりました。お店も徐々に開くようになったので、芝生でサッカーする少年たちを眺めながらハンバーガー食べたり、ショップでウィンターセールをいいことに服を買ってみたりしていました。マーケットもご覧のとおり、大賑わいです。

オフィスにも人が戻ってきています。貸し切りのオフィスは最高だったのでちょっと残念な気持ちですが、仕方ないですね。今までどおり週2〜3日くらいはオフィスにいて、それ以外は自宅にいる生活。この2箇所しか仕事場がないことがだんだんつらくなってきました。

まだ5月のオーストラリアは「秋」ですが、前半はけっこう寒く凍えていました。ビーチリゾートの冬はね、寒いんですよ。そしてオーストラリアの冬はなんかしんどいという話を書いたりもしました。

でも冬は虹がもっときれいだったりもして。観光地であるバイロンにとって、このシーズンはただでさえ人が少なくなる閑散期。まあ住んででもいないかぎり、まず体験しない季節でしょう。これはこれで哀愁。

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本来なら日本に行っていたはずの5月

実は、本来なら5月のGW明けから2週間ほど、日本に戻る予定でした。

2020年の初めは、「今年はもっと頻繁に行き来しよう」と思っていて。そのつもりで受けたイベントのお仕事が、5月にがっつり入る予定でした。

このお仕事は早い段階でなくなっていたのですが、実はオリンピックの関係に繋がっていたので、全部あわせると恐ろしいダメージです。

でも、今となってはもはや、そんな話があったことも思い出せなかったくらい。逆にこの状況だからできていることもあるし、ポジティブです。

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お仕事ではいろんなことが動いた月でもあり、オンライン上で国を超えたドラマが多々起こっておりました。ただ、最近思うのですが、もはや起こる出来事がすべて概念上というかクラウドで進行するので、取材してもらえるものも発信できることもないんです。。画にもならないし。

でも圧倒的に面白くて、時代が動いているなと感じます。一方で、オフラインで会うことの価値や意義、空間や居場所、住む場所などについてもよく考えた月でした。空間がないと記憶ももたないなーっていう話も書いた。

バタバタが落ち着いて、現実に引き戻され、急に視界がグレーになったかも。2拠点も多拠点もノマドもアドレスホッパーもできなくなった世界で、自分はどのように住む場所や関わる場所を捉えるのか。

課題です。まずいです。そういえば何も解決してなかったわ、て感じです。コロナのどさくさにやられた。

インターネットが物騒すぎる

あと5月は、嫌なニュースや悲しいニュースが多かったような気がします。誹謗中傷に関する議論が巻き起こっているのもそうですが、なんかそれ以前にも、自粛のストレスも相まって悪意に満ちているというか。

最近はちょっと嫌な予感がして、ここからインターネットはどんどん閉じていってしまうのではないかと心配しています。

一瞬にして、どこにでも自由に行ける時代が終わってしまったように。
一瞬にして、誰とでもオープンに繋がれる時代が終わってしまうような。

今もクローズドコミュニティに移行する風潮はあるけど、それがもっと形を変えていってしまうのかな。Twitterのリプライを制限する機能とか、予約投稿の機能とか、なんだかそういうことなんだっけ?と個人的には思うのです。

「昔のインターネットはよかった」なんて老害みたいなことを言っていても仕方ないので、自分に何かできることはないのかなと考えています。まあ私も物騒なことをたまに言ってしまうほうなんですけどね。

最近はちょっと穏やかなモードです。バイロンの空気をお届けしたさはある。ほんとにさ、海とか見て自然と触れあえば、いいのにね、みんな。それが唯一の解決方法だと本気で信じている自然教信者。

6月もシェアハピでいきましょう。冬支度がんばります。

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