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ワナビーが振り返る2021年衆議院議員総選挙

こんにちは🙂Wanna Be MEメンバーのあかりです。

みなさん、今回の衆議院議員選挙、投票には行かれましたか。

推しの議員を国会に送ることはできましたか。この選挙結果をどうとらえていますか?

今回はワナビーメンバーによる選挙の振り返りです。

#だから選挙いかなきゃ 

「どうやら同年代の投票率が著しく低いらしい」

私たちの選挙期間はこんな問題意識から始まりました。衆議院議員選挙に限ると、前回2017年に選挙権があったメンバーもいますが、今回の選挙が初めての投票だったメンバーも複数人います。

理由を持ち、積極的に未来を選ぶために選挙に行く

周囲の若い世代の投票率を少しでも上げたい

私たちはこのような想いを持って「だから選挙にいかなきゃ」と呼びかける発信活動を行いました🌷

わたしたちが常日頃から考えている社会のこと、ジェンダー平等のこと、マイノリティのこと、社会構造のこと、格差のこと。これらの進歩を願って。

若者の声が届く政治の実現を願って。


選挙行かなきゃ

go vote インスタ投稿_あかり (2)

もちろん、メンバーひとりひとりが重要視した争点は異なりますが、日頃考えている問題や悩みを、意見として政治に伝えるために、それぞれの選挙区で一票を投じました。

「お祭りみたいだった」

「今回の選挙期間終えてみてどうだった?」開票が進む31日の夜、メンバーに聞いてみました。以下はメンバーが感じた選挙への感想です。

以前の衆院選より盛り上がっているように感じた。選挙に行ったことのない友達が選挙に行くと言ってくれた。少しでも影響を与えられたかもしれない。
初の選挙権。これまでは選挙結果にしか注目していなかったけど、今回選挙活動が社会に与える影響について関心を持った。結果までの過程がすごくおもしろかった。
初の選挙!最高裁のもちゃんとやった。思った以上に楽しめた。

2度目の選挙。日本国憲法の授業が活きた。楽しんでいいという雰囲気を感じることができた。

事前にたくさん調べても、いざ投票用紙に名前書く際に責任感を感じた。
家族が投票に行かなかったけど、政治家に文句を言っていた。それってどうなの?選挙に行かないことは権利を放棄している。普段から社会や経済に関心を持っていてよかった。

他にも選挙期間中、政党や政治家の掲げる公約、選挙期間中に飛び出す発言や様々な世論についてたくさん話し合い、感想を言い合ってきましたが、積極的に公約や政党を比較し、発信したメンバーみんなから「お祭りみたいで楽しかった」という言葉が出ました。

お祭り選挙を広げる必要性

一方で、「もっと投票率が上がるのかと思っていた」と多くのメンバーが感じました。

周囲の友人・知人の多くが選挙に行ったことや、SNSで若い世代が盛り上がっているように感じたことが大きな理由です。実際にインフルエンサーがGO VOTE と呼びかけるムーブメントを起こしたり、芸能人が選挙に行こうと呼びかけるCMがあったり。

今回の投票率は55・93%。前回よりも投票率が上がったものの、戦後3番目に低い数字だそうです。

自分たちはまだ狭い世界の、フィルターバブルの中にいるんだなというショックとともに反省の念を感じました。

日本の有権者の半数近くが不在の選挙。このままでいいのでしょうか。「投票に行こう」は誰に届きにくいのか。なぜ政治に関心を持てない人が多いのか。

有権者として、政治や社会について語り合える輪を広げる必要性を強く感じました。普段から個人的なことは政治的なこととして、政治的なことを個人的な会話の中へ。

次回の選挙では「お祭り選挙期間」の輪が少しでも外へ広がることを願います。

ジェンダーイシューをテーブルにあげて

個人的な意見になりますが、私は同性婚やジェンダー平等に対する公約や姿勢を、投票する際の基準のひとつにして投票先を選びました。

今回の衆院選では、ジェンダー平等をはじめとするジェンダーイシューを争点として持ち込んだ政治家も多くいた選挙だと思っています。

しかし、それが軽視されていると感じる場面が多くありました。

「安全保障や経済政策の下」「ジェンダー平等を主張している政治家は勉強しなおしてこい」「優先度は低いだろう」「ジェンダー政策で票は取れない」このような意見がSNS上には散見されました。政治家の発言やSNSに関しても同様です。

何もみんながジェンダー平等推進を国家の最重要事項として議論してと言っているわけではありません。現政権でテーブルにも挙げてもらえない話題を、トピックに追加してほしくてジェンダー平等の推進を主張しています。その段階です。最重要視しろと言っているのではなく、軽視するな。後回しにばかりしないで。

安全保障を第一に掲げる政治家もいればジェンダー平等を最優先する政治家もいる国会を望んでいます。そこで議論を進めてほしい。

ジェンダー不平等に問題意識や生きづらさを抱える人は一定数いるのに国会でそれが議論されない。いや、その前の段階ですね。国会に持ち込める人が当選しない。いない。それが今の政治の現状であり問題だと感じます。

その点、私個人にとっては今回の選挙は悔しい結果となりました。


ちなみに今回の衆院選、465名の議員中、女性議員は45名だったそうです。9.7%です。日本は、過去15年間女性議員の割合が10%超すか超さないかのラインを維持しています。前回の衆院選より、女性議員の割合は低下しました。

政府は2025年までに、国政選挙における女性候補者の割合を35%にするという目標を掲げています。今回の衆院選での女性候補者の割合は17%

あと4年です。

私たちも関心を持ち続けなければ変わらないと思っています。「それが民意だから」でいいのでしょうか。

ジェンダー平等も私たちの未来にとって重要な問題であるという認識を広めるためにも、今後も学び、発信していきたいと改めて感じました。

選挙が終わった今日からできること

わたしたち「若い世代」にとってはとくに、選挙に行くことは世の中を知るきっかけにもなると思っています。

選挙を機に、消費税の増税減税について知った人がいるかもしれません。選択的夫婦別姓について新しく知った人がいるかもしれません。その問題、もう少し継続して調べてみませんか。

推しの議員を見つけた人。やっぱりこの政党を応援したいと思えた人。逆にこの政党は問題があると感じた人。これからも行く先を見守り、監視していきませんか。

政治について話し合える友人を見つけた人。もう少し輪を広げていきませんか。

「まずは知ることから」とはよく言いますが、今回の選挙で新たに感じたことや知ったことを積み重ね、変化につなげたいです。

ぜひ、今日からも政治に関心を持ち、政治を語り続けましょう(´;ω;`)🙌

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