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本物の体験が子どもを進化させる

小学生を見ていると、”なんで、そんなくだらないことばっかりやってるかなぁ?”という子がいます。
これは、この”くだらないこと”を超える体験・経験を持ち合わせていないからなのです。子ども本人には比較検討材料がないので、自分がやっていることがくだらないのかそうでないのかさえも、よく分かっていません。

これは、何が足りないのかと言うと、「本物の体験」です。本物に触れることです。国内でも海外でも、素晴らしい景色に触れる、なかなか出来ないチャンレンジのある体験をする、一流と言われる大人に触れる、ことで子どもは、格段に進化します。
習い事でも、中学時代に野球をやっていたおじさんに毎日教えてもらうのと、大谷選手やイチローさんに一言でも「もっとテイクバックを取って」なんて言われるのとでは、どちらがその子にとって影響力があるでしょう?

要は、狭い世界にいた自分は”井の中の蛙”だったと気づかせることです。世の中には、自分がまだまだ知らない素晴らしいモノ・ヒトがたくさんあるんだ、そこに少しでも近づこう、という意識が芽生えたら、くだらないことなんか、しなくなります。まさに、くだらないと気づきます。もっと高い位置から自分を見つめることができるのです。

子どもには体験が必要です。テレビやゲームを捨てて、外へ、街へ、遠くへ、辺境へ、本物に、一流に、出会うことをおすすめします。


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