産業保健つぶやきシリーズ 自殺対策は「自殺予防」と「自殺防止」が両輪です
「自殺予防」は
①対象者の変化に気づき(平素から関心を持とう)、
②声掛けし(勇気を持った一言、無駄でも良いとの思い)、
③傾聴し(余分なアドバイスは不要、安心安全の場を提供)、
④専門家に繋ぐ(一人で解決を急がない)。
「自殺防止」は過去データー等からの対処です
①相談対応(窓口、電話、メール、SNS等)が適切か、
②特定エリアでの防止(実行地、たまり場、予測できる集団等)、
③専門家等アクセス時対応評価
(㋑投薬状況の検証、㋺カウンセリング<スクール・事業場・一 般等>の検証等)。
*自殺者の20%余の方々が専門家に何らかのアクセスをしていたとの報告もあります。
「自殺は止められるものでない難しさは」この現実でも分かります。
その上で私たちはどう取り組んでいくか、諦めるのではなく出来る事から頑張っていきたいものですね。
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