秋場所まとめ
【相撲エッセイ】
大関が3人揃って嬉しいです。
初日。新関脇の琴ノ若(ことのわか)
関脇になったことによって迷いがないというか、自信のある相撲に見えました。
ちなみに私がたまに行く松戸神社というところに琴ノ若の手形の色紙が飾られてあります。猫の肉球の何倍もある大きな手でした。
幕内土俵入りのときに力士の安否確認をします。また今場所もいてくれて嬉しいなどと、ここで安心しています。
ケガで連続休場の若隆景(わかたかかげ)は関脇だったのに番付が十両七まで下がってしまいました。仕方ないとはいえ相撲の世界は厳しいです。
5日目。霧島(きりしま)と朝乃山(あさのやま)の一番が盛り上がりました。互いに土俵際まで追い詰められてハラハラする1分超えの取り組みでした。
盛り上がった取り組みは、勝敗関係なく
「いい相撲を見せてくれて楽しかった!ありがとう!」と言わんばかりの大きな拍手が両力士に送られます。見ていて気持ちがいいです。
優勝経験のある玉鷲(たまわし)が今場所、元気がなかったです。どの力士もですがその場所ごとによって分からないものだと思いました。
満面の笑みでチカラこぶをつくっている玉鷲の腕に、ぶら下がってみたいです。
8日目。大関が全員敗れました。大関に勝った平幕力士のインタビューがいつも楽しみです。隆の勝(たかのしょう)のあの
おにぎりみたいな笑顔が見られて満足しました。
13日目。注目の一番、貴景勝(たかけいしょう) 対、熱海富士(あたみふじ)。最初の立ち合いで呼吸が合わなかったときに熱海富士が「ホント、すみません・・」
と、心から謝っているような仕草と表情だったのがおもしろかったです。貴景勝が大関の貫禄を見せた一番でした。
千秋楽。朝乃山と熱海富士の一番。4敗力士たちのなかで誰が最後に残るのか。
優勝決定戦になった流れなど、最後までどうなるのか分からないハラハラドキドキの展開でした。
優勝決定戦は、あっけなく終わってしまった感があり、私としては激しい相撲が見たかったです。
ここで、気が早いですが来場所の見所をまゆみ山が解説いたします。
大関 霧島(きりしま)
笑ったときにできるエクボに注目です。
関脇 琴ノ若(ことのわか)
塩をまく前、スイッチONに切り替わったときの厳しい表情に注目です。
小結 錦木(にしきぎ)
取組後のメガネ男子の姿に注目です。
前頭十五枚目 熱海富士(あたみふじ)
わんぱく小学生みたいなピュアな笑顔に注目です。
貴景勝、貴景勝ファンのみなさま
優勝おめでとうございます!
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