香港デモを生存権から見た暴力の善悪

私の基準は生存権。

政府だろうがデモ隊だろうが、生存権を脅かす側を悪とします。政府・デモ側は基準ではない。

国家の生存権
自衛権とは生存権であり、国家の独立(自由)を目的とした自衛権を発動する。自衛権は国民の自然権(生存)を総和とし、国家の主権を守る国家の自然権。

殺人版:
軍人・警察官・犯罪者の殺人は物理的には同じ。

目的論
犯罪者  :私的な殺人
軍人・警官:公的な殺人

機能による区分
軍人 :共同体を破壊する外部の敵から共同体を守る
警官 :共同体を破壊する内部の敵から共同体を守る
犯罪者:共同体を破壊する

軍人・警官による公的殺人行為
 共同体で生きる人間の生命と人権を救う行為(利他的)だから正当。

犯罪者による私的殺人行為
 社会を破壊して人間と人権を奪う行為(利己的)だから不当。

社会とは制限の範囲内の自由を選んだ人間同士の共同体。この社会を破壊する犯罪者は悪。社会を破壊する犯罪者を警官が殺しても正当。

軍人も警官も社会を守る役目を持ち、社会に危害が加えられなければ殺人行為は行わない。だから軍人と警官は最初から目的が限定され、行動も限定されている。

国家が国民に人権を与えるから、国家が消滅すれば国民は無人権。デモ隊が政府を否定することは国民を無人権にする行為。この場合はテロリストになる。この時の反政府行動は悪になる。

政府・軍人・警察官は共同体を守る存在。だから市民の生存権を守る存在。

政府・軍人・警察官は共同体を守り、デモ隊が破壊するならデモ隊は悪。

政府・軍人・警察官は共同体を破壊し、デモ隊が守るならデモ隊は善。

香港政府・香港警察は無差別に市民を攻撃した。これは香港政府・香港警察による共同体破壊。

香港政府・香港警察が香港市民の生存権を脅かすなら、香港市民・デモ隊による戦闘は正当になる。何故なら生存権を守るためだ。

生存権を守るための戦闘は正義。これは国家も同じ。

私は貴方のサポートを待っています。