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vol.6 からあげをめぐる のこと その2

その1からすこしあいてしまいましたが、つづき。

どの企画も好きなんだけど、ヤナイ氏の「ゆで卵をつくるようにからあげをつくる」もとても良い文章だった。私は最近はめっきり料理をしなくなっているのだけれど、うっかり揚げ物ができるような気がしてくるから不思議だ。文章というものは、そういう力があるんだとしみじみ感動した。
この記事を読んだ人はそのあと家でからあげを揚げてる確率が高いというのがまたよい。

そして裏表紙イラストにもなった、中村氏のグラスへの絵付けを中心に据えたからあげ+酒のお気に入りを考えた「からあげにカンパイ」。
私はそんなに家飲みはしないけど、オリジナルグラスと聞いてテンションが上がる。
家飲みどころか最近は料理もほとんどしないので敢えてのコンビニからあげにした。そういう人もいて、いいでしょう?
それにしても、オリジナルロゴの入った食器というのはいつもながら嬉しいものだ。これでイベントをしたいなあという密かな夢。

おなじく中村氏の大分県南からあげレポートは、「からあげ」に対して自分の身の回りのイメージしか持っていなかったため新鮮だった。
そして大分のからあげ愛を舐めていた、あんなに種類豊富だとは思いもよらない。食の地域性というのは追いかければ多分どこまでも面白くなるテーマのひとつ。
地域の食べ物を目的にして旅をしたくなるような記事だと思う。

mg.がどこの地域の人でも読める構成になっていけばいいなとも思ったりする。

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