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vol.7 さつまいもをめぐる のこと

11/11文学フリマ東京37が終わりました。
弊ブースにお越しいただいた皆さまありがとうございました。

そんなわけで、新刊が無事出ました。
早いものでvol.7。今回のテーマは「さつまいも」です。
からあげ号の打ち上げがLINE通話だったのですが、その中で決まりました。決め手の証拠がこれしかない↓

パフェとかスコーンとかスナックとか。
さまざまあった中で一番「ああいうこともできそう、こういう話もしたい」などこだわりが生まれたのが今回さつまいもでした。
かくいう私も、さつまいもはソウルフード。
今回「かんそういものはなし」というエッセイを一本書いたのですが、幼い頃からすぐそばにあった野菜。
昔の記憶を辿って書きながら、なんとも不思議な気持ちになりました。当たり前であったことは、みんなにとっては当たり前ではなく。そういうもので人はできてるんだとしみじみしました。

さてさて、今回の一冊は、それぞれがいつもより、さらに一段深く思いをめぐらせたように思います。
最初にわたしがさつまいもの銘菓のコーナーをやることを伝えて、それぞれがリサーチしてくれた中でさつまいもに対しての疑問や思いがこぼれてきました。それがひとつひとつの企画になっていたのですが、その様子は見ていて楽しいものでした。
なんだか、とっても「mg.らしいなあ」という風景でした。

また、今回のゲスト寄稿として福岡のブックバーひつじがの店主シモダヨウヘイさんにご参加いただきました。
さつまいも…芋焼酎の話があれば…しかし飲めない…と悩んでいたところご紹介いただき素晴らしい原稿をいただきました。
焼酎はあんまり飲まない…と思っていた私が、読んだら飲みたくなり、機会がありひつじがさんで飲んだら美味しくて驚き。
芋焼酎の伝道師であり、素晴らしい文筆家。
mg.メンバーもすっかり虜になりました。ぜひ読んでいただきたいです。

というわけで、ページ数もいよいよ50ページを超え、読み物らしくなってきたmg. 。
来年も、また変わらず楽しくつくっていられたらいいな。


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