「源氏物語」と宇多・醍醐朝の人々1 桐壺の巻
定期的にやってくる、私の「源氏物語」フィーバー。仕方がない。小学校低学年で東山紀之の「源氏物語」に度肝を抜かれて、頭がクラクラしてしまって、速攻図書館で簡単に書いてある「源氏物語」を読んで夢中になった。小学生低学年の女児にはなかなか刺激的だったが。中学で古文が始まると、読めるのではないか?と原文に体当たりもした。一応、全部「目を通した」ということにしておいていただけると助かる。ただ、おかげさまで大学受験まで古文で苦労はしなかった。大学は国文、に進んだ訳ではない。しかし萩谷朴の