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生活保護日誌.78


はじめに

実家帰省中の二足の草鞋です。

昨日兄とお出掛けをしました。モスバーガーでランチしたりラーメン屋で夕食を食べに行きました。

お祭りがあったので参加しました。

子連れで参加している人やカップルで参加している人がいて僕は彼らと自分を比べました。僕は働きもせず来年は30歳になります。同級生は子供もいてしっかり働いていて比べて僕は働いてもいないですし人間関係積極的に築いていないので友達も恋人もいません。

楽しそうにしている周りの人を見ると祭りを楽しみきれていない自分がいました。自分より若い人がいて夏を楽しんでいる男女のグループを見ると僕は今まで何をやって来たのだと思いました。

またこれから人生を建て直すに当たって生活が安定して経済的に余裕ができて自分のやりたいことができる環境を構築できたとしても30代後半の年齢で、同級生に比べて周回遅れで若さを武器に夢を見ていられる年じゃなく若さで人に相手してもらえた日々が過ぎて老いた自分の姿で世の中生きていかないといけません。

自分はデイケアに通いながらあれもやりたいこれもやりたいとギターやハーモニカや物書きなど趣味に時間を費やしているのですが、僕ぐらいの年齢になると普通の人は家族のために時間を使って自分なんておかまいなしに人のために生きるのだと思うと僕は今趣味も何もかも手放して人間関係に時間を割いてパートナーを見つけたりさっさと働きにでないといけないなあと思います。

時間の使い方によって今後の人生どちらに舵を切ればいいか半ば絶望的な気持ちになりました。それは僕の脳が疲れているから悲観的になっているのかもしれません。

自分のことばかりでお祭りの様子は全然書いていないのですが、僕は人混みが苦手で最初は緊張して頭がガンガンしていました。徐々にその環境になれてきて肩の力が抜けて自分がこの世のものとは思えなくなるほどに場と自分が解け合って何も考えられなくなりました。

悶々と悩んでいたのが最後は馬鹿らしくなりました。第一実家に帰ることで自分のルーティンが崩れてしまうことのストレスが予測されていましたから平日はデイケアに通いながらも心ここにあらずの状態でした。

週末になると案の定生活のリズムが崩れて、お祭りや兄とお出掛けしたのは楽しかったのですがジョギングしたり夜9時に寝たりできなかったのでキツかったです。

いつもnoteを土曜日に更新するように心掛けているので昨日は忙しくて文章が書けなかったです。

若干昨日の疲れが残っている状態ですが今週の振り返りをしていきたいと思います。

まだまだ暑いですね。でもお盆が明けたら徐々に涼しくなると思います。今年の夏はあっという間に過ぎた印象です。来年の夏は生活保護から脱してA型作業所にでも通って自分が使えるお金を増やした状態で積極的にイベントに参加したいと思います。自分からできないと決めつけて人との関わりを避けたらそれこそ一生孤独ですから。

早く働いてお金を稼ぎたいなあ。

今週の振り返り

今週は調子が悪い日が多かったです。

台風6号が日本列島に接近しました。結局台風はどこか行って事なきを得たのですが天気が雨だったり曇りの日でものすごく暑かったりして安定しなかったので頭が痛くなりました。

週末に実家へ帰省するのが決まっていたので平日はいずれ崩れるであろう毎日の生活リズムに対して仮初の自分として生きているような感じで半ば投げやりに日々を過ごしました。

どうせ週末になったら体調が崩れる。だから今までのルーティンが一からやり直しになるから平日にジョギングしたり朝散歩したりしてもすべてパーになるんだと思いました。

でも実家に帰省するのを決めたのは僕自信です。両親や兄弟の姿を見ると安心する部分もあります。まあ実家に居過ぎは自分が感情的になって暴言を吐いたりしたら怖いので早々に帰りたいと思います。

今週印象に残ったデイケア・プログラム

今週気に入ったプログラムはバトミントンです。病院じゃないところで体育館を借りてスタッフとメンバーでバトミントンをしました。

バトミントン参加は6人のメンバーで構成されていて事前に参加メンバーの募集を紙で行っていて僕はそれに自分の名前を書いたら見事当選しました。

今週から今までなかなかデイケアに顔を見せていなかった女性の人がデイケアに来るようになりました。デイケアメンバーとして人をまとめるようなリーダー的な存在の彼女がバトミントンにも参加していました。

バトミントンはダブルスで行いリーグ戦で戦いました。1回チーム替えをしたのですが1回目のチームは50代のメンバーさんとチームを組みました。他のチームはスタッフ同士のメンバーやスタッフとメンバー1人ずつのチームだったり息の合ったメンバー同士の男女のペアがいました。

僕らはお互いの声かけが出来てなかったからかコートの中央に打たれたシャトルにお互いが譲り合って打ち返せなくなるいわゆる「お見合い」をすることが多かったです。ペアの男性は無口な方で基本僕が声出しをして「○○さんお願いします!」と言いました。でも自分の判断がすべて正解というわけじゃないですしその男性の行動をコントロールしようとしている自分が何だか偉そうに見えて徐々に声の調子が大人しくなりました。

結果3戦3敗しました。スタッフ同士のペアは男性スタッフの活躍で全勝していました。するどいスマッシュをしたり相手からスマッシュが来てもサッと打ち返していました。

僕は自分の立場に自信がなくなってきました。スタッフのようにきちんと声出しできて場回しに冗談を言ったり場を盛り上げたりして、僕はこの人たちみたいに常識があって人として魅力があって誰とでも打ち解け合うような人間になれないなと思いました。

もちろん誰とでも打ち解け合う人なんていないかもしれませんが、嘘でもその場の空気を安定させるために言葉でやり取りする彼らを見ると自分の社会経験の不足を嫌でも思い知らされました。

人と比べても仕方ないのにね。でも比べてしまうことも仕方ないのさ。人間だもの。

チームが変わって僕はメンバーの女性の人とペアを組みました。例の久しぶりにデイケアに来るようになった女性です。

とくに彼女と仲がいい訳じゃありません。仕方のないことなのかもしれませんが彼女が1回目に組んでいたスタッフの人とのペアと僕と彼女が組んだペアとでは、彼女の動きが全く違っていました。経験者どうかは分かりませんが、彼女はビシュッとするどいサーブを打っていました。でも僕とチームを組んで試合をした時の彼女のサーブはやんわりとしたサーブでした。

日頃からその女性と好意的に関わっているスタッフとあいさつ程度の関わりしか持たない僕とでは共同して何かをやる時に差がつくのは当たり前のことなのでしょう。

僕は余計なことを考えてミスをしないように僕のエリアに明らかにシャトルが来ないなと思うとサッと横に避けて、落ちかけのシャトルは彼女が打つためにあるものと分かりやすいようにしました。

僕は卑屈な気持ちになっていました。仕方ないです。その女性と日頃から話をせず仲良くしようとしなかったのですから。

社会で生きていく上で人間関係は避けては通れません。僕は今の年齢になっても人見知りして気の利いた言葉一つも言えないのか。言うにしてもその言葉を言えるような関係性に日頃からしていく努力というものが僕にはどうしても欠けていました。

おまけに体育館という空間で僕が学生時代の時の空気感を思い出してしまいました。

不登校で久しぶりに学校に来たかと思ったら体育の授業で周りの同級生の成長した姿と体力に力負けする僕。小学生の時は僕が一番背が高くて運動神経もあって周りの同級生を圧倒していたのに、学校にいかなかった期間回りの同級生との差が出来て現実を見てしまった苦い記憶と体育館のにおい。

その日はバトミントンをすることで体が疲れていたこともありますが心がどんよりしました。唯一の救いとなったのは日中の活動を活発にしていたので夜ぐっすり眠れたということです。

4月に久しぶりに病院に通い始めて生活保護を受給するなかやっと社会に出たい働きたいだからデイケアに行って人に慣れていきたいと思ってデイケアをスタートしたのに、僕は4ヶ月通い続けて人との関わり方の成長がまだまだと自覚させられました。

もちろん僕の考えすぎなのかもしれません。すべての人と仲良くしなくてもいいことは当たり前のことだと思いますが、デイケアに通うだけの人間だったと思うと落ち込みました。

だから僕は少々理想が高くなっているのかもしれません。「自分のできる」を高く見積もっているからこそできないことに落ち込んでいるのだと思います。

これはできるけどあれはできないと割りきればそんなに落ち込まないと思うのでどうしても落ち込みたくなった時は深く悩まずに顔を洗ったりジョギングしたりすぐ寝たりして悩みを手放して心を切り替えて、その日一日をやり過ごすことに心血を注ぎたいと思います。

ですから調子が悪くなっても寝ることだけはしっかり行った僕はすごいと思います。自分を自分で褒めるのはカッコ悪いのかもしれませんが褒めさせてください。

バトミントンは普通に楽しかったです。

少々うっとうしくて冗長な文章になりましたがよろしければ残りもお付き合いくださいませ。

これからについて

心の不調たびたび起こってそのつど顔を洗ったり運動したり寝たりして切り替えていますが、最近は体の不調が出てきました。

ものもらいができて左目が腫れてきたこと。右二の腕にしこりが見つかったこと。これはおそらく粉瘤という良性腫瘍で皮膚科に行かないといけないこと。皮膚科に行くのならついでに水虫を完治させないとなとも思います。また歯の検診を何ヵ月もしていないので歯科にも行く必要があります。

平日でデイケアを休んでいる曜日は水曜日なので1週間の1度の通院でこまめに病院に通いたいと思います。

まずは来週の金曜に精神科で診察とカウンセリングがあるので不安定になった生活の影響を受けた僕の心理状態を整えたいです。

先週から僕は声を使って発信し始めました。このnoteでは主に映画の感想をしゃべって録音したものを投稿している形で、その他にもYouTubeに日々の体調をしゃべるセルフモニタリングの動画(声だけ)、spoonでライブ配信もしました。

「声を出すこと」を意識して今週過ごしてみたのですが幾分か声の通りが良くなったものの、発信への義務感が生まれてspoonではフォローしていただいた人がいるなかで少々しゃべることにプレッシャーを感じるようになりました。


「ああ今日はまだ配信していない、どうしよう」なんて思いを抱きながらデイケアの活動をしたり夕方に疲れた状態で「まだ配信していない」と重荷になったりしてほとほと疲れました。

自分で言い出したことなのにこんなざまかと呆れ返りそうなのですが少々様子見で声での発信から距離をとろうと思います。

来週金曜心理士とのカウンセリングでことの発端を話して気持ちを整理していこうと思います。

無理が祟ってストレスで何もできなくなったらもともこもないですから。そもそも趣味の優先順位はギターの方が高いので配信で他のことに手がつかなくなったら大変です。

でもいい収穫もありました。

映画の感想を述べる時にしゃべりながら自分の感想をどうにかひねり出そうとする感覚が新鮮というか、僕は自分の思いを話すのが苦手なのですがまじめに考えを順序だててしゃべろうとする萌芽を感じることができました。

今はあっぷあっぷの状態かもしれません。

自分がやるべきことを見直す機会です。

これからは、まずはゆっくり調子を整えること。次に体の不具合を病院に行って治すこと。面倒くさくて避けていた歯科検診なり歯石取りなりに行くことです。

焦らずゆっくり事に挑もうと思います。

おわりに

このnoteの記事も土曜日に更新しなきゃと半ば義務感に駆られて行っていることなのですが今のところ1年以上続けられているのでこれからもやりたいです。

昨日はnoteを書かなきゃとどぎまぎしながら兄とお出掛けをしました。実家に帰りつくと夜9時になっていたのでさすがにその時noteを書くのは現実的じゃないなと思い今日書くことになりました。

最近僕は自分の今の環境に不満を持っていて「何をしても環境が整わない限りはなにもできない」と感じながら怒った気持ちで日々を過ごしていました。

今住んでいるマンションはワンルームでパソコンのある部屋でもあり寝る部屋でもあり食事をとる部屋でもあります。

食事をする時は決まってパソコンをつけてネットを見ながら食べています。もし食事用の机とパソコン机が別々でしかも部屋が別れていたらいいなと思います。パソコン部屋にはスマホやパソコンなどのデバイスを詰め込んで鍵をかけて自分で利用時間を管理した上で中に入れるようにしたらだらだらとネットを見て時間を無駄にすることもないんだろうなと思います。

また、食べる専用の机がある部屋は調理専用の部屋にして料理がしやすいようにキッチンの他に調理台を設けたいです。

デイケアの食事以外は弁当生活なので自分で料理する生活に憧れます。料理できる環境が整っていなければ、やろうとしていることに莫大な精神力が要ります。

たびたび気合いをいれて料理の準備を散らかった部屋の中で行うのは続かないと思います。

パソコン用の部屋があればこうした文章を書く作業も専用の机と椅子とパソコンで快適にできれば楽に続けやすくなると思います。

寝室があれば寝る準備やお気に入りの寝具で毎日寝付きがいいと思いますし、アトリエがあればネットにとらわれず思う存分オフラインでパステル画に集中できるでしょう。

僕は生活保護で暮らしてきましたがここにきて初めて自分の中に欲が生まれました。

発信活動も趣味のギターもなんだかんだ言って真剣に取り組んでいないと思います。どこかで逃げ場所を探しているというか「僕は趣味で気ままにやっているのでうまくなろうとは思っていません」とガチでその業界で戦っている人とぶつかり合うことが怖くて逃げる理由を作っているのかもしれません。

本気で上手くなろうとしているのか。本気で人に思いを伝えようとしているのか。

来年30歳で若さでごまかすことが見ため的にも出来なくなってきました。夢を見ることで行動をせずに万能感にひたることにダサさを感じるようになりました。というか否応なく気付かされました。

人生どうするかは人の勝手ですがベッドに臥し命潰えるその瞬間に自分が何を思うか、やっぱり充実した人生だったなあと思いたいじゃありませんか。

僕は将来お金を稼げるようになったら環境を整えて一度自分の夢に本気で挑戦したいと思います。叶えたい夢を逆算してギャンブル的に物事を考えるのではなく地道にコツコツと行動していけるような環境がほしいです。

もちろんそんなことして今やっておけば若いうちにパートナーが見つかったり親に安心してもらえるような自分を見せられるようになるかもしれません。

これから数年夢のためにあれやこれやを犠牲にしてやっぱり自分のことなんて放っておいて誰かのために生きたほうがよかったと思うかもしれません。

でも今の僕じゃ誰にも相手されません。第一今の僕を開示することが困難を極めます。働いてないですし障害のせいにばかりしていますし触れてはいけないような雰囲気を持っています。

自信がほしいです。

お金もほしいです。

堅実にA型作業所から通ってゆくゆくは障害者雇用で働いてお金を貯めたいです。

デイケアから作業所に通えるようになって障害者雇用にステップアップし始めるのに2年かかるとすると31歳。

そこから障害者雇用の給料と障害者年金を合わせて月20万円収入があるとしてそこから月5万円貯蓄に回すとしたら2年で120万円で33歳。

精神的余裕のために100万円は貯蓄に残しておきたいからもう2年働いて貯蓄してさらに120万円の貯蓄で35歳。

現実的に人生設計を考えようとすると自分の年齢に絶望します。もうこの時には若者ではなくておじさん扱いされるのでしょうね。

ですがその年になっても生活保護でくすぶっているよりかは遥かにましだと思います。

その240万円の100万円から3DKのマンションを借りて家具家電やスペックの高いパソコンを買って住環境を整えること。

そこでやっと自分がやっている趣味に打ち込める環境だったり人間関係に必要な自信だったりが持てるのだとすると本当に僕は周回遅れで心が発達する発達障害なのだなと思いました。

同級生はすでに子どももいて親に孫を見せることができて世間体バッチリで幸せに暮らしているのだろうと思うと、僕は35歳で始めて社会に出始めて自分の人生を本気で挑戦していくのは馬鹿らしくなるかもしれません。

それでも何もせず自宅に引きこもっていた自分に比べると遥かに成長したと思います。

世間と比べると僕はもう誰にも相手されていませんし各々が幸せに家庭を持って生活しているなかで僕だけが過去に縛られて悶々と悩むのは馬鹿らしいですけれど、それが僕にとっての慰めになる居場所になることもまた事実です。

最近は自分より若い人を見ることが多くなりました。今までは僕が一番若かったのにまだ社会をまともに経験していないにもかかわらず若い人にも気を配らなければなりません。

第一自分が他人に対して「若者」と言う言葉を使ってさも自分から若者要素がなくなっていくこのなんともいえなさと幼さに心が締め付けられます。

何をいっているのでしょうね僕は。

吐き出させてください。

もう空白の時間を作りたくないです。

本気で自分のやりたいことに挑みたいです。

今まで逃げてきたことが一気に襲いかかってくる形です。地道に生きていくこと、周回遅れの人生、人を見ずに自分だけを見てきた結果他人の顔を見ることができなくなったこと。常識という共通ルールを駆使して駆け引きをすること。

とにかく生活保護から脱して働きたいです。

夜中にとりとめもなく見切り発車で文章を書いてしまいました。

まずは落ち着きを取り戻して心理士のカウンセリングを受けて頭のなかを整理したいです。

今にしか力がありませんから未来を見ても仕方のないことです。今のワンルームにすむ僕を受け入れつつ受け入れられなくて腹が立って奇声を発したとしてもそんな自分もいるのだなとなだめつつ、まだ見ぬ未来に挑みたいと思います。

note書かなきゃなと今日そればかり思ってました。これでなんとか眠れそうです。

お疲れさまでした。

それではまた👋


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