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『昨日より今日成長しましょう』は苦しかった。

今日のテーマは【『昨日より今日成長しましょう』は苦しかった】ということでお話したいと思います。

僕は公務員からパーソナルトレーナーに転職して現在6年目で『心身を軽くする』をモットーに、心もケアする珍しいパーソナルトレーナーです。


僕は3月末まで会社員として働いてきて、4月からはフリーランスとして働き始めたんですが、今まで勤めていた会社の理念として『昨日より今日成長しましょう』という言葉がありました。

よく聞く言葉だし、ポジティブな印象しか感じませんよね?

でも僕はこの言葉に苦しみ、自分自身を追い詰めてしまっていました。

この言葉は受け取り方を間違えると、過去の僕のように自分を苦しめてしまう可能性がある言葉です。


今回は『昨日より今日成長しましょう』をどのように受け取れば、自分を消耗させずに成長していけるかについてお話しします。



■成長へのプレッシャー


前述したように僕が5年間勤めていた会社では『昨日より今日成長しましょう』という理念がありました。

そして、僕自身も公務員からパーソナルトレーナーに転職してから5年間ずーっと昨日より今日成長するということを意識しながらやってきました。

もちろんその中で自分自身が成長したなーって感じることもたくさんあったんですが、昨日より今日成長しなきゃいけないということが強迫観念のようになってきて、どんどん苦しくなってきたという面もあったんですよね。

会社側としても僕が捉えていた意味とまた違った意味で理念を掲げていたのかもしれないんですが、僕は自分で自分を苦しめるような形でこの言葉を捉えてしまっていました。

毎日毎日常に成長し続けないといけない、と何かに追われるような感じになってしまって、成長が感じられないときには精神的な辛さをすごく感じたんですよね。



■自分を認め、受け入れてこその成長


僕の場合は『昨日より今日成長しましょう』ということを『現状に満足しちゃいけないですよ』と捉えてしまっていたわけですよね。

『現状に満足することはいけないことだ』というのは社会的な雰囲気としてあると思うんですが、僕は現状に満足することはダメなことじゃないと思うんですよ。

むしろ、今の自分に満足したり、ありのままの自分に対して価値を感じられる、という価値観があるということはものすごく大事なことだと思います。

その上で昨日より今日成長していこうという考え方であれば健全ですよね。


過去の僕は、今の自分じゃダメだからもっと成長しないといけない、という考え方があったから、どんどん苦しくなっていました。

だからまず前提として『昨日より今日成長しましょう』と考える前に、現状の自分、自然体のままの自分に十分価値があるんだよ、あなたという人間は存在しているだけで価値があるんですよ、というところをしっかりと理解する必要があるんです。


その上でさらに良くするためにはどうしたらいいか?という考え方で取り組んでいくと、過去の僕のように自分で自分を追い詰めちゃうということは無くなります。

だからこれは『昨日より今日成長しましょう』の落とし穴だといえます。

『昨日より今日成長しましょう』は、自分に価値があると感じられない『自己否定感』に繋がりやすいワードだということですね。



■まとめ


『昨日より今日成長しましょう』というのは、それ自体がダメな言葉というわけではないんですが、前提として『自分は存在しているだけで価値がある』というマインドとセットじゃないと辛くなっちゃうので気をつけましょうねというお話しをしました。


もしかして、この記事を読んだことで『価値がない自分は努力して成長しなければいけない』というマインドを持っていることに気付きましたか?

おめでとうございます!

気付くのは変化するために絶対必要なステップです。

気付くことができれば、そして変わることを自分で決めることができれば。

あなたはもう変わり始めています。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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