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クライアントの評価に一喜一憂してしまう

僕は元々、パーソナルトレーナーとしてクライアントさんとセッションをする時に、めちゃくちゃクライアントさんに合わせまくって消耗していました。

気を遣いまくって、クライアントさんに話も合わせまくって、本来の自分じゃない自分でセッションした時ってどっと疲れを感じるんですよね。

そしてそんな日々が続くと「何もしたくねー」ってなっちゃいます。


僕の場合はストレスが強くかかると、食欲がめちゃくちゃ乱れます。

過食しちゃうんですよね。

僕は甘いものが好きなので、お菓子を大量に買って食べたり、菓子パンを山ほど食べちゃったりします。

そういう時は「あー、自分ちょっと頑張りすぎてるなー」と感じるので、生活全体を少し緩めるための指標にしています。

こういうのって体からのサインなので。


今でこそ、客観的に見られるようになってきましたがが、以前の僕はサインが出ていてもひたすら頑張る、そして過食するというループになっていたこともありました。

サラリーマンあるあるなのかもしれないですけど、仕事で自分を削って無理をして稼ぐ、だからストレスを強く感じる、そしてストレスを発散するために食事、お酒、ギャンブルなどでお金を使う、という状態になっていたわけですね。

ストレス発散するために稼いでる、みたいな謎な状態が出来上がっていました。


そんなに辛いんだったら、収入が下がっても良いから、ストレスが少ない働き方をした方が生活全体の満足度は上がると今なら分かるんですけど、当時は分かっていなかったんですよね。

ストレス発散のために多額のお金を使っている状態って、自分が今いる環境が本当は自分がいるべき環境じゃないんだよ、と教えてくれるサインのような気がします。


僕はそういう出来事があって、色々考えた結果、会社員を辞めてフリーランスとして働くということを決めました。

会社員としてトレーナーをしても、フリーランスとしてトレーナーをしてもどっちも大変なんですけど、自分が何を優先するのかで働き方を選んでいかなければいけないと思ったんです。

僕の場合は、自分を大切にするということを優先したいと思ったので、フリーランスになることを決めたんですよね。


これって、他人軸で生きるのか、自分軸で生きるのかという問題なのかなーと思います。


僕は元々、他人の評価、クライアントさんや会社からの評価を優先していました。

他人軸で生きていたわけです。

自分を犠牲にしてでも他人のためになれば良いと本気で思ってました。


それはそれで周りから見たら立派に見える生き方だし、それを評価してくれる人も実際にいました。

でも、僕はそういう状態で仕事をしてもベストパフォーマンスを発揮できなかったんですよね。

自分がベストパフォーマンスを発揮できる時は、自分が自然体に近い状態でセッションをした時なんです。


パーソナルトレーナーの方だったら共感してもらえるかもしれないんですけど、自分が自然体でセッションをできた時って疲れを感じないんですよね。

疲れを感じたとしても心地よい疲れなんです。

「今日も良いセッションしたわー♪」みたいな。


だからこそこれからは、まず自分を満たして、自分が喜ぶことをどんどんしていって、満たされてあふれたものを他人に与えていくというスタンスで生きていきたいと思っています。

このスタンスが僕としてはしっくりくるんです。

これが自分にとっても周りにとっても最高の状況だと確信しています。


これは仕事に限らず、家族と関わるとき、プライベートで人と関わるときも同じで、まずは自分を最優先させていくということを意識するということですね。


それが正解という話ではないです。

周りのために働いて、周りのために生きることで喜びを最高に感じるという人はそれでいいと思うんです。

そういうタイプの人もいると思います。


でも僕みたいに、自然体でいる時にベストパフォーマンスが発揮できるというタイプの人は、働き方も日々の生き方も見直していく必要があるかもしれません。


『クライアントの評価に一喜一憂してしまう。』


もちろん今でもこういう感覚が無くなったわけではないです。

クライアントさんに評価してもらったらやっぱり嬉しいですからね。


でも、そこにフォーカスしすぎて、自分を削って削って、周りの評価だけを自分の価値だと信じてしまうと、自分の人生を生きれていないと感じてしまうんです。

自分自身、他人軸を優先する生き方から自分軸を優先する生き方にシフトしていっている途中の段階なので、これからもその途中経過を話していきたいと思っています。

そうすることで一つの生き方の例として参考になるのかなーと。

その辺も含めて今後の投稿を楽しんでくださいね。



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