今日のテーマは【『本当の自分』を思い出すための時間を作る】ということでお話したいと思います。

僕は、公務員からパーソナルトレーナーに転職して現在6年目で『心身を軽くする』をモットーに、心もケアする珍しいパーソナルトレーナーです。

あなたは、日々忙しく過ごしている中で、『本当の自分』が求めていることを忘れていませんか？

自分が本当にやりたいこと。

本当はやりたくないのに無理してやっていること。

それらを自分自身で分かっていますか？

今回の記事では、本当の自分を思い出すための時間を作ることの大事さについて考えてみましょう。

■『自分の心の声を聞く』ということ

僕は、もともと周りの目や世間体を気にして生活していました。

もしかしたら、あなたもそうかもしれません。

周りのために。世間体。そういうことばかり意識していました。

長年そうやって生きていると、本当に自分が喜びを感じられること、やっていて心が満たされること、そういうことを忘れてしまっていました。

考えてすらいなかったです。

その状態だと、心を整えることは難しいんですよね。

自分の心を整えようと思ったら、自分が何に対して喜びを感じるか、何をやってる時に楽しい気持ちになるのか、何が好きなのか、ということを考える必要があります。

自分と対話することが求められるんですね。

自分がどう感じるのか？

心の声を聞くということが大事になってきます。

周りの目を気にしすぎていると、心の声が聞けなくなってしまうんです。

本当の自分は、やりたくないと感じているのに、周りの人から求められるからそれをやってしまう。

という状態になってきます。

これだと自分の心を整えようとしても、周りに振り回されて消耗してしまいます。

実際に僕もそうなっていました。

クライアントさんの目、同僚の目、上司の目、会社の考え。

周りから求められていることに沿って、やらなきゃいけない。

それを気にしすぎていました。

「本当はやりたくないけど、会社にとってメリットがあるならやろう。」

自分を削って、やりたくないことをしていました。

人のために何かをするということ自体は、もちろんいいことだと思います。

ただ、それが行き過ぎちゃうと、自分を削ってしまい、本当の自分がどう感じているのか、ということが置き去りにされちゃうんですね。

せっかくの自分の人生なのに、自分の人生を生きられていない。

他の人のために生きている。

という状態になってしまいます。

■あなたが好きだったことはなに？

過去の僕は、他人のために自分を削る状態になってしまい、心も体も消耗していき限界が来てしまいました。

自分が満たされる時間を過ごすためには、本来の自分が本当にやりたいのかやりたくないのか、という心の声に耳を澄ませなければいけません。

周りから求められていること、周りの目を気にしすぎると、自分について考える余裕が生まれないんですよね。

自分について考える余裕を作るためにも、まず時間を作るということが大事だということです。

僕がおすすめしているのは、週末などの休みを利用して、自分が本当にやりたいことについて考える時間を取るということです。

ちょっと昔の、例えば小学生とか中学生の時に時間を忘れてやっていたことってなんだっけ？もともと自分が好きだったことって何だっけ？

ということを思い出して、それをやってみる。

自転車に乗って遊びに行くのが好きだったなら、自転車に乗ってみる。

ゲームが好きだったならゲームをやってみる。

漫画を読むのが好きだったなら漫画を読んでみる。

こういった昔好きだったことをやっていくと、だんだんと自分がやりたいこと、やりたくないこと、という自分の声が聞けるようになってくるんですよね。

これは、僕が実際にこの方法に取り組むことで体感したことです。

僕も、本当に自分のやりたいこと、やりたくないことは忘れていたし、まったく分からなくなっていました。

僕の場合は、初めにやりたくないことは何か？

ということを考えました。

会社で同僚の顔色を伺うこと。

上司の顔色を伺うこと。

クライアントさんの評価を気にすること。

それらをもうやりたくないと思いました。

自然体で生活して、それを良いと言ってくれる人たちと一緒に、これからの時間を過ごしていきたいと強く感じたんです。

それもあり、3月末で会社員辞めて、4月からフリーランスとして働いています。

それも自分のやりたくないことをやらないために、働き方を変えたということです。

フリーランスになって時間がたくさんできました。

時間ができると心にも余裕が生まれるので、自分の本当にやりたくないこともより分かるようになったし、本当にやりたいこと、これに時間を使うと本当に満足を得られる、本当に幸せを感じられることが分かってきました。

これは時間を作らないと感じることができなかったことだと思います。

僕が本当に満たされることは、自転車に乗って自然いっぱいな大きい公園に行って本を読んだり、コーヒーを飲んだり、パソコン作業をすることです。

これをすると、気分転換にもなるし、心が満たされるんです。

今まで全然やっていなかったんですが、今考えると昔から自然が好きでした。

そもそも、出身がめちゃくちゃ田舎で、周りに自然がたくさんあるところで育ちました。

自分が生まれ育った環境に近いところに行くと落ち着くわけですね。

でも、これも実際に時間を作って、自分でやりたいことってなんだろう？と考えてみた結果思い出したことだったんです。

思い出した、というのは本当に適した表現だと思います。

忘れてただけということですね。

■時間の余裕が心の余裕を生む

大人になって、周りのため、ということを意識しすぎるあまりに忘れていたんです。

特にパーソナルトレーナーに転職してからなんですが、30歳の時に転職したので周りのトレーナーと比べるとスタートが遅れたわけですね。

学生時代からトレーナーの勉強をして、同年代でも10年ほどの経験があるトレーナーも多いわけですから。

仕事にコミットしていかないと周りに追いつけないし、周りよりも自分がいい結果を出すためには、自分を追い込まないとダメだと思ったんですよね。

トレーナーとしての成長に繋がらないことは一切やらないで集中しなきゃいけないと思い込んでいました。

でも、楽しいこと、満たされることを一切せずに、苦しいことをずっとやるというのは、無理なんですよ。

自分を満たしてあげたり、楽しいことをしないと持続できないんですね。

そう考えると、パーソナルトレーナーになってからの5年間は自分に負荷をかけすぎてしまっていたと思います。

そして、自分に対して優しい生き方をしたいなということで、今は生き方のシフトしているということです。

生き方のシフトに取り組んでいくと、頑張らなくても自然に心が整ってきた感覚があります。

自分のやりたいこと、やりたくないことにしっかり意識を向けて、自分の心の声を聞いてあげて、日々生活していくと、勝手にHPが回復していき、今ではマックス近いところまで回復したことを感じています。

時間を取るというのは、本当に自分がやりたいこと、やりたくないことを感じるためには本当に大事です。

いきなり会社を辞めてフリーランスになる、というのは気軽にできることではないかもしれません。

まずは、週末に時間を作って、やりたいこと、やりたくないことをちゃんと考える時間を作る。

自分の心をケアするためにとても効果的なので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

■まとめ

時間を作って自分自身と向き合うことは、人生の満足度を上げるためにとても大事なことです。

本当の自分を思い出し、それを尊重することで、より豊かな毎日が送れるようになります。

ぜひ、週末に時間を作って、自分自身と向き合うことを始めてみてください。

今日も最後まで聞いていただきありがとうございました

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