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THE SECOND ノックアウトステージ 各グループの個人的雑感 #ザセカンド

THE SECONDが楽しみだな〜、色々と語りたいことあるな〜、と思って細々と文章を書いていたのですが、発表する機会を失っているうちに、もう1回戦前日に……ということで、あまり推敲はできていませんが、各ブロックの対戦カードを見て感じたことを記してみました。とにもかくにも、熱い漫才が見られると思うと、楽しみ!

【Aブロック】

各ブロックを1つの寄席として考えたとき、Aブロックの香盤表は非常に良いものだ。このイベントの口火をスーパーマラドーナと2丁拳銃が切るというのも、なんだか象徴的なところがある。Dr.ハインリッヒとスピードワゴンは「自由詩」と「定型詩」。そんなポエティックな対決も興味深い。

【Bブロック】

こちらも良い香盤表だ。流れ星☆対プラス・マイナスは長打力に優れたコンビの対決。ギャグとモノマネという飛び道具もあるが、果たして。一方、タモンズ対三四郎は連打で戦うコンビである。大宮の最終兵器が遂に表舞台に出るのか、それとも後輩たちの活躍に触発された人気者が勝つのか。

【Cブロック】

超新塾は誰と対戦しても面白いと思っていたが、まさかジャルジャルとは! 最もネタに対してストイックなコンビである。果たしてアップセットはあるのか。なすなかにしとCOWCOWは、同じ温度感を有する2組だ。見ていて幸せになれるコンビを、タイマンで競わせるなんて……

【Dブロック】

AからCまでとはまるで空気感が異なる組み合わせだ。地下芸人もどんどん発掘されつつあるが、その枠に入ったのがモダンタイムズ。しゃべくり漫才のラフ次元との対決は、非常に比較が難しいものである。THE MANZAIのファイナリストと大阪予選でイチウケとの呼び声高いHi-Hiとギャロップの対戦。見た目だけを注目してはいけない。

【Eブロック】

テンダラーの1強という前評判だが、裏を返せばテンダラーを倒せば良い、と開き直ることもできる。ツーナッカン対三日月マンハッタンは今大会最も地味なカードかもしれないが、それだけでは終われない。フルーツポンチの選出には非常に驚いた。賞レースには全く縁がない中、よくぞ残った。ピラメキーノでも永世名人(※亘氏は絵手紙で才能アリ)でもない、新たなフルポンと出会えるのだろうか。

【Fブロック】

インポッシブル対ランジャタイ! 高熱にうなされた全てのお笑いファンが夢にまで見た、絶対に見たかったツーマンが実現する! 精神や技術はいらない。ただただ、会場を破壊し尽くして欲しい。隣の山にマシンガンズがいるのも奇跡だ。魂の叫びに耳を傾けよう。それに立ち向かうのがガクテンソク。誰が勝つにせよ、このブロックの勝者は傷だらけの状態でゴールデンに出てくるのだ!

【Gブロック】

囲碁将棋の時代がやってきたのだろうか? ネタの面白さは昔から折り紙付きだが、根建氏のキャラクターが徐々に浸透してきているのも追い風か。ただ、シャンプーハットの年の功は強敵だ。M−1ラストイヤーを終えたばかりの、かもめんたるとモンスターエンジン。特に漫才を初めて数年のかもめんたるの伸びしろは不気味だ

【Hブロック】

東京ダイナマイトの離脱は非常に残念だ。対金属バットは最も注目されていた。実現していれば、最高の殴り合いになったかと。一昨年のコロナ罹患、そして早い段階での離脱アナウンス。とにかく快方を祈りたい。関係の深いタイムマシーン3号は燃えているだろう。ただ、相手はM−1の実績最上位のスリムクラブ。情が入り込む余地が無い、死の組だ……


配信はリアタイのみなのが残念だけど、見れるものは見ておきましょう。1000円は安いと思うよ!

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)