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2018.03.03 スーパーラグビー・サンウルブズ対レベルズ戦の個人的雑感

前半のトラブルを考えれば、よくぞこの点差で収まったな…というのが正直な感想である。

サンウルブズは前節で負傷者を何名か出しており、この日はスタメンを6人入れ替えた。そんな心機一転の試合だったが、この日もなぜかけが人に泣く。パーカー、ラファエレ、山田…BKの主要なメンバーが次々と離脱。特に山田との入れ替えでは、本職がFLの徳永を入れざる得ない事態となった。
レベルズの攻撃はマフィとSHゲニアを活かした展開攻撃。シンプルだが、とにかく手を焼いた。突破力のある二人をマークしようとすると、今度は外側のディフェンスが薄くなる。取られたトライは外側に固まっていた。また、スクラムは強く、ラインアウトのプレッシャーもモールを組みたいサンウルブズにとっては、苦しさを増させてしまった。

しかし、あえて言えばそれでよく20点差に抑えたと私は考えている。もっと差が広がってもおかしくなかった。もちろん、ラインアウトのミスや攻撃時のスピード不足に物足りなさは感じる。ただ、この日は軸を揺るがせる要素が多数あった中で、綻びずにゲームを遂行できていたのではないだろうか(最後のカークのプレーくらいか? これは非常に残念だった)。

けが人が多数発生する中、厳しい南アフリカ遠征にサンウルブズは向かう。実力差を考えても、あまり勝利を望むのは酷な相手である。そんな中で、あえて要望を出すならば「後半最初の10分」でどれだけ質の高いプレーを見せてほしい…ということになる。この2試合で最もミスが目立ち、失点を喫した時間帯だ。ここをいかに引き締めた試合ができるかで、3月末から4月上旬にかけての秩父宮シリーズ第2幕の成否がかかっている

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)