見出し画像

金継ぎ【愛着の器】0067


やろうやろうと思っていた金継ぎを、とうとうやり切れました。
どちらも1年以上前に割れた物を、去年の夏からちびちび始めて、ずいぶん待たせてしまいました。

今はどちらも元と同じように使えています。(レンジにはかけないようにしていますが、あとは普通に使ってスポンジで洗っています。)


カフェオレボウルとポットの蓋です。

どちらも真っ二つのみの割れで、初めての金継ぎ体験では非常に直しやすかったです。

ポットは真鍮粉のみ、ボウルは漆と錫粉で模様を描いてみました。

金継ぎをしていると冬が長く感じました。なにしろ漆は湿度が大事、むしろ冬は乾燥しづらいのです。去年の夏から始めて、夏では1日で乾いていたものが、冬だと2〜3日かかりました。

漆を出す金継ぎはあまり見たことないのですが、茶色い漆と錫の銀色のコントラストが面白いかな、とやってみました。
ただ、割れたところでない面に描いた点は、表面がつるつるしてるため剥がれちゃったところもありました。漆を描くときは、つるつるなら表面をちょっとだけ削ったほうがいいようですねぇ。


はじめてなので色々雑ですが、割れた時に「もうだめだ…」と思っていた器をまた使えるようになるだけでも、懐かしい友人に再会したような不思議な感動がありました。

継ぐこと自体が大変でもあり、より大事にできそうです。


#金継ぎ #メイキング #エッセイ #リメイク #雑記 #インテリア #修繕


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?