音VS詞について思い及んだこと
昨日、知り合いの方がカルテットの演奏会をされるとのことで、聴きにいってきました!
カルテットは4つの楽器それぞれが聴き取れる、いわば全員主役
曲目はブラームスにスメタナ
メロディーラインがシンプル、そして力強い
音響に配慮された素晴らしい会場での演奏であったこともあり、すばらしい音だった
ふと、こんな風に思った
もし、この音が見えたら
もし、この音が触れたら
もし、この音が嗅げたら
もし、この音が食べられたら
どんな色なのだろう
どんな感触なのだろう
どんな香りなのだろう
どんな味がするのだろう
続いて考える
どんな言葉をのせたらいいだろう?
五感に関する質問のあとに、言葉に関する質問が頭に浮かんだことになる
このことに鑑みると
この音楽には、言葉の入る余地がないのかもしれない
この音楽には、言葉はいらないのかもしれない
と思えてきました
わたしは、作詞をする
言葉には力があると信じているから
でも、音に言葉をのせないほうがいいときもあるのかな
音楽は感じるもの、という考え方もある(歌詞を無視するわけではないだろうけど)
こんなふうに、昨日、素晴らしい音を体いっぱい感じて
詞は音に敵わないのかもしれない
ということに勝手に思いが及んで
歌詞書きとしては、少々さみしく感じたのでした💦
でも、そもそも VS にするのはおかしいのかもしれないですけど。。。
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