見出し画像

オンライン読書会に参加📕(2023/8/17)

所属しているコミュニティーのオンライン読書会に参加しました!

この読書会においては、次のような形式で行われました。

表紙・著者・目次・まえがき・あとがき
②全体をパラパラ見て、キーワードを探し、自分が得たいことは何か確認
③答えがどこに書かれているのか探しながら、実際に20分間の集中読書
④感想を共有

私はこの形式は初めてだったので、20分で果たして読書ができるか不安でしたが、やってみると新鮮で、20分の読書、ものすごく集中できました!

他の方が選んだ本て、面白かったところを共有してくださるのが 興味深いです。

自分が読んだ本については、別途、noteで記事を書こうと思います。
ここでは、メンバー2名の方が紹介してくださった本について印象に残ったところを記録しておきます。

『まいにちが、あっけらかん。―高齢になった母の気持ちと行動が納得できる心得』
お年寄りがせっかちになってしまう理由については、記憶力が低下してしまうこと。記憶力が低下してしまうので、忘れないうちにすぐに行動してしまう。例えばレジの割り込みしてしまう。
また、お年寄りになると、認知力が低下してしまう。認知力の低下も記憶力の低下と関連がある。
記憶力に関しては、2つの側面がある。一つは事実、もう一つはイメージ。記憶力が低下すると事実とイメージが混じってしまうので、イメージしたことを事実と記憶してしまい、会話をしてしまうということ。
このようなメカニズムがあると理解できれば、お年寄りの行動について理解ができ、これに対し穏やかに接することができる。

記憶力について事実とイメージと分けることができるというお話が面白かったです。 そのような分類を意識したことがなかったので。
多かれ少なかれ 事実とイメージの混同は誰しもし得るものなのではないか。
自分の記憶がいつも正しいとは限らないということはあり得ます。これは、事実とイメージが混同してしまった状態なんだろうな。

『言語学バーリ・トゥード: Round 1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』
・ AIは絶対に押すなよ(上島竜平さん)を理解できるか?この答えはノーである。なぜならAIは 言葉の意味を理解できるけれども、その意図を理解することができないからだ。

AIに人間は負けちゃう風潮が強まる中、このことを聞いて私はちょっと明るい気持ちになりました!

・ 「恋人はサンタクロース」と、「恋人がサンタクロース」の違い。すなわち、恋人はサンタクロースの「は」は=(イコール)を意味する。これに対して、恋人がサンタクロースの「が」は、イコールではなく、新たな情報が加わったことを意味する。なので、 両者は全く異なる文章になる。

助詞の使い方によって、ここまで意味が変わるというのは非常に面白い。 言語学者による著作なだけに深い、読んでみようかなぁと思う。
なお、こういう助詞の使い方一つで、意味も、シチュエーションも大きく変わってくるので、作詞においては肝に銘じなければ、とも思う。

このように、読書会では自分が選ばない本について話が聞けると言うのが非常に有益です!

また、参加したいな。ありがとうございました!

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?