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#103 男性の育児休暇に反対!①

この度、男性の「育児休業」に反対を表明したくて、文章を書きました。



今年の10月からはさらに、
育児休業の分割取得ができるようになるとのこと。

これから益々男性が本格的に育児に参入していくのでしょうか?

私は会社を休業することは悪いことだとは少しも思っていません。
色々な事情で会社を一時的に休んだ後、スムーズに職場復帰できる制度はあってしかるべきです。
特に女性の出産・育児休業は物理的に必要ですし、親の介護のための休業制度も大賛成です。

しかし男性の育児休業だけは大反対です。

その理由の最も大きなものは、

男性が一度育児の楽しさを味わってしまったら、
生まれたばかりの子どもの世話を本格的にしてしまったら、
もう子どものことが愛おしくて、他のことが手につかず、
高い確率で子ども依存症になると思うからです。

子どもという別個体を巻き込んでしまうということから、薬物依存症やアルコール依存症よりも悲惨なことが起こると思うのです。

特に子どもが女の子の父親はなおさら悲惨です。

一年間わが子の育児に専念した後、期間が過ぎたからとおいそれと仕事に行けると思いますか? 私には無理です。
もう一時も離れたくありません。だって

「かわいいんだもん!」


働かなくても金銭的に問題がない父親の場合もっと悲惨になります!
経済的な心配をしなくてよいので、いつも考えることは愛しい娘のことだけです。日々時間のほとんどを娘のことを考えるようになります。
「重度子ども依存症」になる可能性がマシマシです。

金銭的に余裕がなく、今では考えられないほど毎日遅くまで働いて、深夜に帰宅して子どもたちの寝顔しか見ていない生活だった私でさえ、娘と半年に一度くらいしか会えない寂しさを、ギリギリの精神状態で耐えているのが現状です。(娘が生まれてからもうすぐ30年です。)

恋愛なら相手のちょっとした仕草や言葉でフッと冷めて、心が離れてしまうことも可能性としては多くあると思います。
しかし我が子に冷たくあしらわれ、ひどい言葉を投げかけられたとしても、生まれたばかりの時のあの可愛さと、抱き心地が、自分の心と体にからみついてしまっていたら、それを忘れ去り、我が子への想いを打ち消すことはそんなに簡単にできるとは思えません。

また悲しいことにこちらが想えば想うほど、追えば追うほど、子どもの心はいとも簡単に離れていきます。
そうです子どもにしてみればいつまでも親になんか構っていられないのです。
あっという間に羽をはやし、自分の行きたいところへ飛んで行ってしまうのです。例えそれが物理的に家から出ていかない引きこもりの子どもだったとしても、父親のことを想うことは皆無だと思います。

父親のあなたは、その時これを受け入れるだけの覚悟がありますか?

ゆえに男性の休暇を取っての育児には強く反対します。


ここまで読んでいただいてありがとうございました。
ぜひこの後の
男性の育児休暇反対②をご覧ください。




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