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#104 男性の育児休暇に反対!②

前回の「#103 男性の育児休暇に反対!①」では、男性が育児休暇を取って子育てに参加すると、子供依存症になり後々不幸が訪れるので、反対だという趣旨を書いたが、

子どもが誕生した時に男性が休暇を取るのは大賛成!

女性が子どもを出産する大変さは、お陰様で2回も身近で見聞することができたので、ある程度は理解しているつもりだ。
つわりから始まり、妊娠中毒症・早産・逆子などなど、そして昨今は流行性感冒の心配もプラスされた。

そしてやっと生まれてきても、そこからの果てしなく思える子育てに、まるでシルクロードの入り口「西安」に立つ「玄奘三蔵法師」のような夢と希望と不安が入り混じった、なんとも言えない感情をおぼえるお母さんも多いのではないだろうか?(ちょっとカッコつけて書いてみた。)

さあ!そんな新たな人生の旅立ちに、どれだけ頑張っても子どもを産むことなんか出来ない「男」が、可愛いい「わが子」にいったい何ができるのか?
仕事を休んでまで!

そもそもそれを、生まれてきた子が望んでいるのか?
思いきって断言するが、まだ本能しか持ってない赤ちゃんにしてみれば、柔らかなおっぱいを持たない男は、完全に「お呼びでない!」

生まれたての赤ちゃんに必要なのは母親の柔らかい「おっぱい!」
少なくとも生後半年は「おっぱい!」
男性でも哺乳瓶で授乳できると反論しようとした人へ 
「おっぱい!」は母乳を出すだけのためにあるのではない!
「おっぱい!」は未だ首が座らぬ赤ちゃんの大事なチャイルドシートなのだ!
妊娠前は控えめだった女性でも、この時ばかりはちゃんと出てくる不思議な「おっぱい!」

育児とは、まずは、何はともあれ「おっぱい!」

それを持ち合わせない男は新生児の育児には適さない!


だから男が休暇を取ってすることは、育児ではなく家事!
奥さんが出産したら家事休暇を取って、家庭内の家事をしっかり行え!」

お母さんの妊娠期間に消耗した心身の回復と、やっとめぐり逢えた赤ちゃんのお世話に専念できるよう、男は育児以外のことを受け持つべきである。
炊事・洗濯・掃除・他の子どもの世話などなど。
生まれた赤ちゃんのお世話ができる余裕が出来るまでには、結構な家事の習練が必要だと思われる。
子供ができる前から家事を夫婦で分担していたのなら、まだましだろうが、仕事にかまけて家事などやってこなかった男は、この機会を絶好なチャンスだと捉え精進するべきである。
昔で言う「花嫁修業」を男が習得する最初で最後のチャンスだ。
家事でワカラナイことはすぐにYouTubeで検索!
お母さんは育児で忙しいので、基礎知識はあらかじめ学習するよう努めるべし!本来であれば奥さんの妊娠中に、少しずつ男性が家事修行を行っておけば、なお更よいのだけれど。

まとめ

① 男が生まれたての赤ちゃんの頃から積極的に関わると、子供依存症になる可能性大なので、ほどほどにするべき。

② 育児休暇は「家事休暇」と捉え、この機会に家庭内の家事全般のスキルを習得して、万が一孤独な老後を迎える場合にも備える。


そして、私が思う父親としての最も大切な育児期間は、子どもが10歳から15歳の間の5年間だ。
この時期に父親の「背中」は、赤ちゃん期の母親の「おっぱい」と並ぶ価値を表すと考えている。

子どもが何歳の時でも育休が取れる制度があれば、これが父親と子の間に本当に必要な「価値のある育児休暇期間」だと思う。


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