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<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ> 宮城県知事公館と松島湾

 今回は相互には関係のないスケッチポイント二つの紹介です。

 訪れた仙台のスケッチポイントを下に示します。

仙台のスケッチポイント

宮城県知事公館と松島湾風景

(1)宮城県知事公館

宮城県知事公館 (2009)
ワットマン F10  ペンと透明水彩

 宮城県知事公館はいわゆるメインの観光ルートから外れているため、訪れる観光客は多くありません。しかし建物だけでなく広瀬川に面した庭も風情があり、近代建築好きな人なら訪れてほしい場所の一つです。
 描いた時は、庭のあちこちで白百合が咲いていました。
 なお、建物の歴史は以下のようです。

・元禄8年(1695年)田村内蔵允顕行所有
・明治維新(1868年)山田揆一(元仙台市長)所有
※明治23年(1890年)から婦人宣教師ミス・ファイフ等が山田氏から借用し、後の尚絅学院の前身である私塾を開塾。明治25年(1892年)には、尚絅女学会として開校し、明治26年(1893年)まで当地を校舎とした。
・大正8年(1919年)第二師団長官舎
・昭和20年(1945年)駐留軍東北司令官官舎
・昭和33年(1958年)県児童会館(後の県中央児童館)
・昭和40年(1965年)知事公館

松島湾宮城県HP、「知事公館の歴史」より抜粋

(2)松島湾風景

松島湾風景 (2009)
ワットマン F10 ペンと透明水彩

 東京から行く風光明媚な観光地は1時間以上かかるのが普通です。しかし松島には仙台駅から松島海岸駅まで40分で行けるので、こんなに近いのかと、東京の感覚からは驚いてしまいます。
 通常、瑞巌寺を始め松島海岸には観光客で大いににぎわっています。あえて人のいない漁船が係留されている海岸まで歩き、カモメが飛びかう光景を描きました。

(おしまい)

 前回の記事は下記をご覧ください。


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