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甚平はいつまで?

9月が過ぎると、どことなく店頭のディスプレイがぎこちなく感じる。まだまだ眩しく暑い季節なのに、落ち着いた色合いの秋物が並び、不思議なギャップを感じてしまう。

時おり、朝早く涼しくて秋を感じることもあるのだけど。
ここのところ夏日が続いていて、暑がりで2歳の子を抱っこする事の多い私は、ついつい涼しい服を手に取ってしまう。

9月も過ぎた、とある日のこと。
子どもに、「何着たい?」と尋ねると、「これ!」と選んだのは賑やかでカラフルな甚平。

さて甚平を着せた子と一緒に、電車に乗って出かけてみると、長そでや秋の装いをした人が増えたな…と気付く。何となく「甚平」が、それもカラフルで眩しい色合いが浮いて感じて、「あぁ、頃合いってあるのかな?」と思ったのでした。

子どもの服は、とてもかわいく着る時期が短い。今年選んだものも、来年は着れなくなってしまうのか、と思うと少しさみしく、だけど次の年を思うと楽しみなような。

私は、子どもが「着たい」のなら、どんなに「あら、こんな時期に?」と周りから思われようが、体調を壊さない範囲で着せてあげようと思っている。嬉しそうなら、それでいいかなと。


寝かしつけをして、一緒に寝てしまって、夜中に目が覚める時があって、今日もそんな夜なのでした。


それでは、また。
ふわりと、どこかでお会いしましょう。

いろんな日があるけれど、訪れる人の心にふわっとそよ風を吹かせられるといいなと書いています。いいね!はもちろん、コメントを頂けるととても嬉しいです!励みになります。