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【毎日note〈18日目〉】生きる希望をくれる絵本


先日、祖母と会ったとき
珍しく「読みたい」と言っていた本。

室井滋さんの絵本『会いたくて会いたくて』

書店で見つけられなかったようで、
代わりに私がネット注文しました。

大切なのは人を思う心。
気持ちが強ければ、行けなくても
会えなくても、いろんなものが
キラキラとかがやいて見えてくる。

室井滋『会いたくて会いたくて』より


感動しました…

「子供からお年寄りまで感涙の声、続々」
というキャッチフレーズのとおり。

読んだあとに、素直な気持ちになれる気がします。

「会えない」というのは、
住む場所が遠く離れているからかもしれないし、
距離は近くても会えない事情があったり、
もうこの世にいない人であるかもしれない。

昔の人は、大切な人に合うのも命がけだった。

そんな一節がありました。

何日もかけてお忍びで会いに行く、
歴史ドラマなどでも、そんな場面があったりしますね。

会えないときにこそ、想いは強くなる。
一生に一度でも会えたなら幸せなのかもしれない。

そう思える大切な人が居ることが、
幸せなことなのかもしれない。

そう思えたとき、
見えている景色が大きく変わってくる。
気が付かなかった大切なものが見えてくる。

この絵本を知れて良かったです。

祖父を亡くしてから1年近く、
塞ぎ込んでいる祖母に、この絵本が少しでも
生きる希望につながれば嬉しいです。


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