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地域と暮らす

こんにちは
わたころ運営メンバーの吉田です。

私は、夏に引っ越し自治会というものに人生で初めて入りました。
実家の時は団地暮らしで、そのようなコミュニティはなかったので。
(団地の棟ごとの集まりや催しはありあましたが)

今回は、体験から感じたことをそのままつらつら書こうと思います。

先に書いたように、私は今まであまり地域のコミュニティに参加する経験が少なかったわけでで、それは特に大人になるにつれてですかね。
そうすると、この地域には住んでいるけど、いまいち当事者性が少なかったと思います。

どんな人が暮らしていて、どんな催しがあって、どんな歴史があって…
その地域の特徴が見えていなかったのかもしれません。

そんな私ですが、引っ越しを機に自治会に入りました。
そして先日、敬老のお祝いと歓迎会を兼ねた集まりに参加させて頂きました。
自治会の人たちに挨拶できていないのも良くないか
そんな気持ちで、参加をしました。

会場へ行く途中で、同じ班の方と一緒になり、声をかけて頂きました。
Aさんは、笑顔で話して下さり、いろいろと教えてくれました。
会場につき、同じテーブルにはBさんやCさんご夫婦、隣人のDさんご家族などと交流させて頂きました。

「ここには50年前から嫁ぎにきて住んでるのよ」
「最近は新しい方も増えたわね」
「〇〇スーパーのお魚が美味しいのよ」
「引っ越すきっかけを探していて、ここに引っ越して来たんですよ」
「3か月後点検のときに、新築のこんな機能があることをしったんです」

などなど。これ以外にも記憶に残っている場面はたったの2時間の中にも沢山ありました。
書いたらキリがないのでやめておきますね。

兎にも角にも
地域の皆さんの人生の一部の体験などを教えて頂き、本当に面白い時間を過ごしました。

作業療法士として、地域の方々への運動教室や転倒予防教室、認知症予防教室、病院主催のお祭りなど、交流する機会はありました。
でも、
それは住民としてではなく作業療法士としての関わりです。

今まで、地域住民の方々との交流ってなかったなと思いながら、これが地域で暮らすということなんだな、と正直、楽しさを感じることができました。

まだまだ、ここに暮らして日も浅いですが、
同じ空間や時間といった、この地域で暮らすということは
この地域の当事者になるということなのかもしれません。

そして、
当事者として自覚は出てきたからか、ふと次のような気持ちがうっすらと芽生えてきました。

「将来、この地域に何か貢献してみたいな」

地元への愛着といっていいのか分からないですが、地元は本当に好きです。
でも。何か貢献してみたいと当時思ったことはあまりなかったなぁと記憶しています。

でも、こうして今回思ったのは、自分で選んで暮らし始めた地域から、
当事者として何かを感じ取ったからかもしれません。

何ができるかは全く分かりませんし、するのかも分かりませんが、
今後、ここで暮らしていくことがより楽しみになりました。

当事者性って面白いですね。
あ、でも、やっぱり地元にも何か貢献してみたいかもな(笑)


<よしだ>
わたころ運営メンバー
先天性白内障当事者えあり、自身の経験から子どもたちがなりたい自分になれる社会に近づけるように作業療法士として日々奮闘中。

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