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旅行記① アディスアベバで、ぼったくりバーに行った話

エチオピア アディスアベバ

ナイロビ〜アディスアベバはあっという間で、ワインとコーヒー飲んでいたら
アベンジャーズ見終わらない間に到着。

空港で両替後、タクシー呼ぼうか迷っていると
私の名前の紙を持った男性が立っている。

送迎の予定はなかったので、
新手の詐欺か?
と頭をよぎり、無視するか迷う。
名前と到着便を知っているのは
JICAかダナキルツアーを予約した旅行会社のみ。

あり得るとしたら、旅行会社かな
と声をかけるとやはり旅行会社で
そのままオフィス経由でホテルに送るので
支払いを済ませて欲しいとのこと。

万が一に備えて、
自称旅行会社のスタッフを撮影。

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Googleマップ上の
オフィスの場所に着いたので
信用して支払いをすませる。
ここで、SIMカードも無料で貰った。

ホテルで、コンセントの形状が
ケニアの異なることに気づき
アダプターを買いにショッピングセンターに向かう。

ついでに、SIMカードの
バンドルカードを購入すると
店員さんが丁寧に設定をすませてくれた。

続いてアダプターを探すも
ほとんどの店が閉まっている。
途方に暮れていると
それを見ていた電器店の店員さんが
どうしたんだと、声をかけてくれる。

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これが欲しいと
携帯の画像を見せると
閉まっていた店を開けてくれ、
商品として置いてなかったが、
使っていたアダプターを売ってくれた。

エチオピアの人達
優しい‼︎‼︎

その後、まずはネットで調べた韓国料理店で腹ごしらえした。

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ケニアでは行けないクラブに行こうかと
Googleマップで調べた近くの店に入ろうとするも
ドレスコードで、ストップがかかる。
恐るべし、エチオピアのクラブ!

どうしたもんかとウロウロしていると
エチオピア人男性に声をかけられる。
良い店があるから一緒に行こう、
とのこと。
この男性、痩せ型でジーパンがずれ落ちておりいかにも怪しい。


無視して、歩いていても
「日本から来たんですか?」
「日本人は良い人が多いですね?」
とヒョコヒョコしながら腰巾着かスネ夫のように
話しかけながら着いてくる。
どうやら、私の歩いていた方向に店がある様で
こっちだと薄暗い道の方に入っていく。

エチオピア人は優しい人が多いので
もしかしたら、親切で本当に良い店を紹介してくれるかもしれない!

1%の下心と
99%の怖いもの見たさで、着いていくことに。
何かあったときのため
その人の画像を撮らせてもらう。


それほど、嫌がる素振りは見せない。

いつでもダッシュで逃げられる体勢でついて行く。

道沿いのゲート入って、奥まったところに店舗というか建物があった。
男に誘われるまま入ると
白いヒラヒラのドレスを着た二十代と思しき女性が
10名ほどエチオピアの音楽のあわせて踊っている。
他に客はおらず、テーブルとソファーが1セットのみ。
奥には取ってつけたようにウィスキーのボトルが並んでいる。

いかにも怪しい‼︎‼︎

というか、これは数日前に旅行関係のポッドキャストで聴いた
韓国のぼったくりバーと全く同じ展開やん‼︎

そこで紹介されていたぼったくりバーの手口は以下のようなものだ。


繁華街で1人歩いていると、
日本語で親しげに韓国人男性が話しかけてくる。
その男性に誘われて女性が接客してくれる
カラオケでお茶1杯のま頼むも
女性達がボトルでお酒を飲み出す。
最終的に法外な値段を請求され、
同席の男性はこんな筈ではなかったと平謝り。
男性と折半で折合いをつけるも
その男性はいつの間にか消えている。


明らかにこのパターン‼︎
年配の女性から着席を促されたが
流石に、ソファーに座らず店を後にした。

そのまま歩いていると
スネ夫が
「どうしてでゲスか?旦那さん。
先程の店は、お気に召さなかったでげすか?」
と言いながら、まだ着いてくる。

流石に、もう着いていかないと無視しながら数分歩く。

しかし、ふと
「そう言えば、さっきの店の写真を撮り忘れたな。
もう一軒スネ夫に付き合って、写真だけ撮って帰ろうか」
という思いが頭をよぎる。

そして、2軒目を案内させることにした。

以下、次号

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