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相対性理論の話が話したい。でも、話さないけど。

先日、コロナ陽性になってしまい、何日か家から出られない日が続いた。結局、何をするわけでもなくベットに横になっていたのだけれど、療養の後半は熱も下がり、体力も戻り、やることがないので、本など読んでいた。

普段はなかなか手が出ないものを読もうと思い、「図解 相対性理論がみるみるんかる本」など読んでみる。コンビニに売っていた本で、たぶん誰かが置いていったものだろう。本当に、相対性理論がみるみるわかるのか?と、最初は訝しがっていたのだけれど、読んでみてビックリ。よくわかった、相対性理論。しかも、すごい!相対性理論!

ここからが僕の悪い癖で、とにかく手に入れた知識をほかの人に話したい。良い小説を読んだら「あの小説なかなかエモいよ」と連絡するお友達は何人かいる。いい映画やお芝居も伝える相手は、なんとか数人いる。しかし、物理の話となるとなかなか伝える人は少ない。理系大学時代の友だちに連絡する手もあるが、逆に「今更、相対性理論?」と引かれてきまうはすだ。

ぼくは、いったい誰に、相対性理論の話をすれば良いのだろう。「すごいんだよ、相対性理論!」と話す相手が思い浮かばない。

タイムリーなことに、たまたま「このドラマが面白かったよ」とLINEをくれたお友だちがいた。これは、チャンス!と、勧められた映画の話から、なんとか相対性理論に結びつけようとチャット上で頑張ったが、なかなか繋げることが出来なかった。友人オススメのドラマが大相撲の話だったせいもあるかもしれない。余談だが、このドラマはとてと面白かた。

そうこうしているうちに、違う友人から「最近、Netflixに登録したんだけど、なにか、面白いドラマない?」と連絡が来た。何本か、最近オススメのNetflixドラマを送った最後に「知識の境界線に挑む」という相対性理論もちょこっと関係あるドキュメンタリーを勧めようかと思ったのだけれど、勇気がなくてやめてしまった。でも、件の大相撲のドラマは面白かったので、紹介しておいた。

思い余って、SNS的な相対性理論がらみの集まりに投稿を投げると、きっと、ぼくが希望しているのと違う結果になりそうでこわい。そこから踏み切る勇気がでない。相対性理論のすごさを語りたいだけだが、物理オタクのひとたちには、ぼくの知識の浅はかさがバレてしまうだろう。

ということで、相対性理論のことがわかったことを、誰かに言いたくてしかたないので、このnoteに書いてみた。しかも、なんだか、ここに書いたら、すっきりしてしまい、もう話さなくても大丈夫かもです。

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